競輪
268件のひとこと日記があります。
2019/06/08 20:48
3年振りに英ダービー絡みの日記��
ダービーのアンティポストではずっとToo Darn Hotが1番人気でしたが、今年になってアンティポストに名前が出て来たのが、前出のSir DragonetとBroome(時期は多少ずれてますが)で、Broomeの母父Acclamationの5代血統表を見ると、父のRoyal Applauseの直系祖母父がｻｳﾝﾄﾞﾄﾗｯｸ、Acclamationの直系祖母父がﾌﾛﾘﾊﾞﾝﾀﾞと日本に輸入された種牡馬の名前を見つけました。 オジン競馬ファンにはｻｳﾝﾄﾞﾄﾗｯｸは関西の3歳(当時表記)チャンピオンのﾛﾝｸﾞﾜﾝや母ｴｲﾄｸﾗｳﾝと宝塚記念母仔制覇したﾅｵｷの父として印象に残る種牡馬でして、日本に輸入される前の産駒がちゃんと残っていたのかと感慨深いですね。The Boss系のスプリンターですが、父のWhistlerはAhonooraの直系祖母父なので、Ahonooraは日本に輸入されたﾄﾞｸﾀｰﾃﾞｳﾞｨｱｽの父、去年の勝ち馬Masarの父のNew Approachの母父、Sea the StarsやGolden Hornの父Cape Crossの母父、去年のMasarはAhonooraの3×4と英ダービー馬の血統表ではお馴染みの馬になっています。
Broomeの今後の競走成績次第ですが、種牡馬になってダービー馬の父や母父になる可能性も有りますし、ダービー馬の父の父や父の母父、牝馬の産駒の子孫からダービー馬やダービー馬の父となる種牡馬が出る可能性も有ります。飽くまで可能性なので、10年以上後のことでしょう。只、日本の歴代ダービー馬の血統表には、ｻｳﾝﾄﾞﾄﾗｯｸの名前は有りませんが、今後日本のダービー馬より、イギリスのダービー馬の血統表に名前が残る可能性の方が高いと思います｡
その日本なんですが、ｱｽﾄﾆｼﾒﾝﾄ系の桜花賞馬ﾋﾃﾞｺﾄﾌﾞｷの半妹ｹｲｻﾞｸﾗの父がｻｳﾝﾄﾞﾄﾗｯｸで牝系の直系子孫の現役繁殖牝馬ﾛﾒﾗとﾀﾞﾉﾆｰに注目しています。現在牝馬の産駒に繁殖牝馬がいないので、牝系が継承されるか否かも未知数です。今年は近親のｺﾞｰﾙﾄﾞｼｯﾌﾟ牝馬ﾌﾙｰﾙｴﾄﾜｰﾙが中央デビューするので、是非牝系を継承して欲しいと思っています。母は繁殖牝馬廃用になって下の産駒は居らず、姉2頭も現役競走馬で繁殖牝馬になるか否かも不明なので、ﾌﾙｰﾙｴﾄﾜｰﾙが最後の砦かもしれません。このｱｽﾄﾆｼﾒﾝﾄ系は牝馬のｸﾘﾌｼﾞしかダービー馬がいない牝系なので、これらの子孫からダービー馬が誕生する確率は低いと思いますが、逆に天皇賞馬が7頭出ている牝系なので、ｵﾙﾌｪｰｳﾞﾙの母父としてダービー馬の血統表に載ったﾒｼﾞﾛﾏｯｸｲｰﾝの様な馬が出れば、可能性が僅かでも有ると思います。そしてもう1頭がｻｳﾝﾄﾞﾄﾗｯｸを直系祖母父に持つﾋﾞｾﾞﾝﾆｼｷですね。ﾋﾞｾﾞﾝﾆｼｷを牝系に持つ馬をたまに見ますが、ダービー馬を出した在来牝系ではなく、クラシックホースを出したことの無いマイナー寄りの牝系なので、まずは重賞を勝って種牡馬になれる様な馬が出れば、可能性が出て来ると思います。イメージとしては天皇賞馬のﾚｲﾝﾎﾞｰﾗｲﾝの直系祖母父のﾚｲﾝﾎﾞｰｱﾝﾊﾞｰみたいな馬ですね。ﾚｲﾝﾎﾞｰｱﾝﾊﾞｰはダービー馬ｱｲﾈｽﾌｳｼﾞﾝと同じﾌﾟﾛﾎﾟﾝﾁｽ系ですが、大レースの勝ち鞍も無く、種牡馬生活5年程で血統登録された産駒は25頭となっています。しかし、ﾚｲﾝﾎﾞｰﾗｲﾝのお蔭で今後大レース(巡り合わせ次第ではダービーも)の勝ち馬の血統表に載る可能性も出て来たと思います。
- Too Darn Hot
- Sir Dragonet
- Acclamation
- Royal Applause
- プリン
- Whistler
- Ahonoora
- Masar
- New Approach
- Golden Horn
