古馬勢の振り返り

本年最後、大晦日に出資馬ウインカムトゥルーが大井
８Ｒに出走。

大井移籍２戦目の前走で１頭鬼脚で追い込み２着と、約１年
振り、久しぶりに馬券圏内の好走。
今回同条件で勝ち負けを期待しましたが、最後の直線で前が
詰まり不完全燃焼の７着。
ゲートに課題があり今日も安目のスタートでどうしても
後方からの差し、追い込みになり、不利を受けやすい状況。
但し、中央時代は馬体重が増えず、状態の維持もままなりません
でしたが、輸送の無い大井に移籍して馬体重は２０ｋｇアップし
安定、ようやく能力を発揮できる体制になってきました。
次走改めて期待します。


今年は怪我で引退する馬が多く、残念な思いが残る１年でも
ありました。
サラブレッド１番の敵で在ると言える屈腱炎で引退となった
馬が７頭、力があり先々が楽しみだったヴェスティード、
パイロテクニクス、サクステッドなど。
特にヴェスティードは屈腱炎で１年半休養し、復活をとげ、
復帰２戦目に２着に好走、勝利が目の前だっただけに無念の
再発、引退でした。

先のウインカムトゥルーと同じく地方南関に移籍したララパ
ルーザ、ホウロクダマが息を吹き返し活躍。
ララパルーザは６連勝、ホウロクダマは２連勝と、スピード
よりもパワーの要る馬場が合うようで、相手関係もあります
がレース振りも一変。
馬券が売れ、地方の賞金も上がってきており、特に南関は
下級条件でもそれなりに稼げますし、今後このような移籍は
増えていくでしょうし、積極的に検討して欲しいものです。


中央では先日３勝クラスに昇級したクレッセントムーン、
２勝クラスで勝ち負けしているミニオンペール、千直マスター
のウインアイルビータには現級勝ち、更に上のクラスでの
活躍を期待。

障害ＯＰのシングルアップは歯痒いレースが続いていますが、
何とかＯＰ勝ちを、同じく障害ＯＰのウインリベロは前走
惜しい４着でこちらもＯＰ勝ちを期待。

現級で奮戦中のウインスピリタス、ウインサンフラワー、
ファクトゥーラ、レッドペルーシュは条件や展開一つで勝ち
負けできそうで、まずは無事に。

怪我がちなプロミストウォリアー、キャンディフロス、
ディランズソングのシルク３頭はいずれも高い能力を認め
られながら、身体的にまだ弱さを抱えており、レースを
中々こなせない現状。
じっくり成長を待ちパンとしてくれば、現級は勿論、一気の
複数勝ちも期待できますので気長に応援したいと思います。


こう１頭１頭振り返ってみると来年が楽しみな馬達が多い
ですね。
まずはどの馬も無事に、そして活躍してくれることとを
祈願したいと思います。