胸の痛みを感じた。

胸の内を明かすこと…
誰にでも出来る訳では無いと思う。

自分の苦しみと同じとは限らないけど、その人の苦しみを共感してあげれるような、理解してあげれるような人になりたいと、今日は凄く感じた。

旦那さんに、暴力と暴言とを、毎日のようにされている人の苦しみを私は知らない。

だけど、私は旦那に殴られて怪我をした事はあるし、妊娠中にお腹を蹴られた事もある。

頭ごなしにいつも反対されて、話をしなくなった経験もしている。

暴力と暴言…
片方だけでも、毎日怯えて過ごしている人の気持ち、もっと真剣に考えてあげれてたらなって、今日は後悔した。

でも、その方の旦那さんの態度を昨日、目の当たりにして、今日の奥さんの言葉を真剣に受け止められた。
彼女は、優しい。

障害を持ってしまった旦那さんの事も、心配されているからだ。

酷い事を言われても、されても、自分がﾊﾞｶになっていれば良いなんて言っている。

不安で眠れないのに、旦那さんの心配をする彼女は、とても出来た人だと感じた。

もう年金暮らしの、二人共、障害者である。

私も鬱病を発症して、その人とは、顔見知りから、深い話をするまでになった。
同じ目線にやっとなれたからかな。

今、私は出来ない事も多いから、色んな事を聞く機会も増えた(頭が働かないから、内容が飛んでいってしまう事も多いけど)。

同じ目線、同じ気持ち、共感出来る事って、凄く大事だと感じている。

私には、なんの力も無いけれど、話を聞いてあげて、少しでも共感できて、彼女の不安が取り除けたら良いなと思う。

彼女からしたら、年下の小娘だろうけど、共に涙を流す事は、私にも出来る。

殴られる恐怖感も、私にはわかるから。

それが、何になるかは、わからないけど、私の出来る事は、今は話し相手になってあげる事なんだろうな。