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2015/05/03 21:19
サイレンススズカの話(その3)
こんばんは(*・∀・*)ノ
「サイレンススズカの話」の第3話を書かせていただきますm(__)m
当初の予定とは違った形で生まれてきたサイレンススズカ、彼の仔馬時代はいったいどんなものだったのでしょうか....(・_・)
平成6年5月1日、ワキアはサンデーサイレンスの仔である栗毛の牡馬を出産しました。
生まれてきた仔馬を見た稲原牧場の人たちは、喜びと同時に複雑な気持ちも抱えることになりました。
仔馬が栗毛だったからです。
父のサンデーサイレンスは青鹿毛、母のワキアは鹿毛でした。
生まれてきた仔馬が父母どちらの影響を受けているかを測る目安として毛色がどちらに似ているか、というのがありますが、仔馬は父母とは似ても似つかない栗毛でした。これではどちらに似ているかわかりません。
意外な結果に稲原牧場の人たちは苦笑いを浮かべるしかありませんでした。
おまけにサンデーサイレンスの初年度産駒は鹿毛か青鹿毛しか走らなかったので「サンデーサイレンスの栗毛は走らない」という風評まで出ていました。
そのことも牧場の人たちを不安にさせました。
人間たちがあれこれと心配しているのを尻目に、仔馬はすくすくと育っていきました。
均整のとれた美しい馬体、人懐っこい性格、愛くるしい表情は見る人すべてを「家に連れて帰ってペットにしたい!」と思わせるほどでした。
仔馬は1歳になると競走馬としての初期訓練を受けるため、稲原牧場の近くにある二風谷軽種馬育成センターに送られました。
牧場にいたころは可愛さが目立つ程度の何のへんてつもない仔馬だったんですが、馴致が終わっていざ競走訓練が始まると、育成センターのスタッフの間ではこんな話で持ちきりになりました。
「あのワキアの仔はモノがちがう」
「来年のダービーはあの馬で決まりだよ!」
仔馬は「サイレンススズカ」という名前を与えられる前から非凡な才能を周囲にみせつけていました。
そんなサイレンススズカでしたが、その当時から変なクセがありました。
馬房に入るとクルクルと左に回り出すのです。
このクセは最後まで直りませんでした。
今回はここまでとさせていただきますm(__)m
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reibunさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
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genetさん>「いいね!」ありがとうございます(^_^)
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稲☆vistaさん>こんにちは( ^∀^)
コメありがとうございます(^_^)
馬の旋回癖はさほど珍しいことではないそうですが、スズカの場合あまりにも速く回るので、自主トレだったんじゃないかという説もありましたね(・_・)
ハクサンムーンの他にはオーシャンブルーも旋回癖があったそうです。 -
稲☆vistaさん
クルクルのくせは私も教えて貰って知ってます。名馬のくせかも(≧▽≦)
ハクサンムーンもそうらしいです -
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ぼう0508さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
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広瀬北斗さん>おはようございます( ^∀^)
「いいね!」ありがとうございます(^_^)