2908件のひとこと日記があります。
2015/06/05 21:55
ウオッカの話
こんばんは(*・∀・*)ノ
安田記念の枠順も発表されましたが、今年は本命不在の大混戦、どの馬が勝ってもおかしくないですね(・_・)
今夜は2009年の勝ち馬、ウオッカについてちょっとだけ書かせていただきます。
詳しく書くと「サイレンススズカの話」より長くなってしまうので(笑)
2009年、ウオッカは前走ヴィクトリアマイルを大圧勝し、単勝1.8倍の大本命として安田記念に臨みました。
牝馬が安田記念で単勝1倍台に支持されたのはおそらく史上唯一でしょう。
しかし牡馬勢も好メンバーが揃いました。
高松宮記念勝ち馬ローレルゲレイロ、前年2着の香港馬アルマダ、アジアマイルチャレンジ王者を目指すサイトウイナー、無冠の帝王スーパーホーネット、前年のダービー2着のスマイルジャック、そして前年のダービー馬ディープスカイが最強の敵として女帝ウオッカの前に立ちはだかりました。
ちなみに、ダービー馬2頭が揃って安田記念に出走したのは史上初めてです。
レースは直線半ばまで「ウオッカ包囲網」が敷かれ、ウオッカは馬群に包まれたままの苦しい戦いを強いられました。
しかし、鞍上武豊は少しも慌てなかったそうです。
「どこかに抜け出すチャンスはある。抜け出したら必ず勝てる」
ウオッカが馬群を抜けたのは残り150mほどの所でした。
先頭をひた走るディープスカイとの差はおよそ3馬身、普通なら絶対に届きません。
ましてや相手は前年のダービー馬です。
ウオッカの戦いはこのまま終わるかと誰もが思った刹那...
ウオッカは飛びました!
「駆ける」とか「弾ける」とかいう言葉ではあの走りは表現できません。
飛んだんですよ!
わずか150mの間にディープスカイが築いたセーフティリードは消え去り、ウオッカが4分の3馬身ほどかわしたどころでゴール板を駆け抜けました。
ウオッカのGI6勝目は誰もが目を疑うような鬼脚でもたらされたのです。
戦慄さえ覚える逆転勝利を飾った武豊はインタビューで「下手に乗ってしまった」と反省の言葉を口にしましたが、馬群に包まれた中で僅かに開いたスペースを逃さない集中力、開いたスペースに無理なくウオッカを導く騎乗技術はまさに名人芸といえるものでした。
後日、武豊は某雑誌のインタビューで「馬群からなかなか抜け出せなかった時は焦りませんでしたか?」との質問にこう答えています。
「全然焦りませんでした。だって、ウオッカだもの(微笑)」
ウオッカはそういう馬だったんです( ^∀^)
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ワイドボックスさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
テイエムオーシャンの場合はオーナーの意固地なこだわりのせいですが(^_^;)
ウオッカの配合相手については「ターフに咲く花」のなかでも書いたんですが、
ハーツはグレイソブリンが強調され過ぎるからナシでしょう(*_*;
一番現実的なのはキンカメでしょうね。
クロフネもありっちゃあアリですね。
たぶんターントゥの薄いクロスが発生するはずですが、ほとんどアウトブリードみたいなもんでしょう(・_・) -
ワイドボックスさん
ある意味テイエムオーシャンのような、我が道を行く花婿選びをされていますよね。
まあスケールはだいぶ違いますが。笑
普通にディープ、キンカメか、まあディープはロベルト肌と相性イマイチなのでハーツか。
もしくはスペシャルウィークで薄いけどシラオキの牝系クロスとか。笑 -
はちわれさん>こんにちは( ^∀^)
コメありがとうございます(^_^)
ブライアンズタイムとサンデーサイレンスは同系ですから、本来ならば配合は避けた方がいいんですよ。
でも日本はサンデーサイレンス系とミスタープロスペクター系の種牡馬しかいないようなものですから、ウオッカと合う配合相手を日本に求めるのは難しいかもしれませんね。
父フランケルの産駒なんか欧州でしか走らないような気がするんですが(^_^;) -
はちわれさん
こんにちは( ^∀^)
1600m〜2400mでベストなパフォーマンスを発揮できる馬は現代競馬での最理想型ですよね。
BT系の肌馬が総じて苦戦していますし、ウオッカ自体血統は重めなので母馬として期待するのは酷なのかも知れません(-_-).。oO
いっそ産駒を欧州で走らせてみて欲しいですね。 -
はちわれさんがいいね!と言っています。
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広瀬北斗さん>おはようございます( ^∀^)
コメありがとうございます(^_^)
ウオッカの場合はあれが極限ではないでしょうね。
レース自体が上がりがかかる展開ですし、ディープスカイも早目に抜け出した分だけ終いが甘くなってましたから(・_・)
ウオッカの極限はこの年のJCですよ。 -
広瀬北斗さん
名手だからこそその馬の極限値を引き出せる(まだ極限で無かったかもしれないが…)。極限値を引き出せるからこそ,発生してしまう故障もある。
ドバイのジェンティルドンナもそうですが(騎手は違うが),その後,菊花賞のダンスインザダークの様にならずに良かったです。それともまだ極限値ではなかった!? -
ウィズダムさん>おはようございます( ^∀^)
コメありがとうございます(^_^)
あらゆる意味でケタ違いの馬でした。
あの強さを受け継いだ産駒を早く出してほしいですね(^_^) -
ウイズダムさん
こんばんは。
ウオッカが飛ぶ!凄いですね。
さすが、64年ぶりのダービー牝馬♪
まさに、ウオッカに酔いしれて(//∇//) -
RITZ11さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
「いいね!」ありがとうございます(^_^)