競輪
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2015/06/10 21:03
ターフに咲く花�供遡礁椴鹽繊� 第１回前編
こんばんは(*・∀・*)ノ
待望の(？)「ターフに咲く花」のセカンドシーズンを始めさせていただきます。
栄えある第１回目は女傑ヒシアマゾンが三冠馬ナリタブライアンに挑んだ１９９４年の有馬記念について書かせていただきます。
☆女傑誕生〜ヒシアマゾンvsナリタブライアン〜
１９９４年シーズンのラストを飾るグランプリレース、有馬記念は１２月２５日、クリスマスの日に行われました。
この年の競馬界は一頭の４歳馬を中心に回っていきました。
１０年振りに誕生した三冠馬、ナリタブライアンです。
有馬記念でも人気の中心はナリタブライアンでした。
１番人気 ナリタブライアン(南井)１.２
２番人気 ネーハイシーザー(塩村)１２.３
３番人気 アイルトンシンボリ(岡部)１６.６
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６番人気 ヒシアマゾン(中舘)１９.１
前走エリザベス女王杯でチョウカイキャロルとの火の出るような叩き合いを制して重賞６連勝を達成したヒシアマゾンは６番人気に留まりました。
重賞６連勝中、牝馬では実力No.１にもかかわらず６番人気に甘んじた理由は、当時は「４歳牝馬は中長距離GIでは力不足」という考え方が常識となっていたからです。
ヒシアマゾンの主戦だった中舘英二騎手(現調教師)はレースに臨む際の心境をこう語っています。
「それまでのヒシアマゾンは負けてはいけない立場でした。だから(不利を受けない)大外を回って最後に少しでも前に出ていればいい、という競馬をしていました。でも有馬は気楽な立場で出られますから、この馬の理想とする競馬ができると思っていました」
「少しでも内を回って馬場のいいところを走り、折り合いをつけながら行けばナリタブライアンが相手でもチャンスはありますよ」
中舘騎手はナリタブライアンを負かすためにヒシアマゾンに乗るという決意を固めていたのです。
他の馬は眼中にありませんでした。
敵はナリタブライアンただ一頭でした。
レースはツインターボの大逃げで幕を開けました。
後編に続きますm(__)m
(馬齢表記は旧表記を使用しています)
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