2908件のひとこと日記があります。
2015/06/13 21:30
ローズバドの話
こんばんは(*・∀・*)ノ
明日はエプソムCとマーメイドSが行われますが、今夜は2003年のマーメイドSを勝ったローズバドについて書かせていただきます。
繁殖牝馬ローザネイを祖とする通称「バラ一族」の出であることはあまりにも有名ですが、このバラ一族、何度挑戦してもGIに届かない悲運の一族としても有名でした。
牡馬ではロサード、ローゼンクロイツ、ヴィータローザ、牝馬では本馬の母であるロゼカラー....本馬もまた、GIでは好走するも勝利を得ることはできませんでした。
3歳時(2001年)にはオークス、秋華賞、エリザベス女王杯と3戦続けて2着、追い込み一手の脚質が仇となったのか、僅差で涙を飲み続けました。
一番惜しかったのはエリザベス女王杯、後方待機から直線で一気に弾けましたが、なぜかこの時だけは中団の後ろからレースを進め、直線でいち早く抜け出したトゥザヴィクトリーにハナ差だけ届きませんでした。
バラ一族の馬は小柄で仕上がりは早いが成長力に欠けるという特徴がありまして、ローズバドも古馬になってからはマーメイドS以外は勝てず(ちなみに2着テイエムオーシャンは59キロを背負っていました)、尻すぼみで競走生活を終えることとなってしまいました。
しかし、バラ一族の悲願はローズバドの3番仔ローズキングダムが2009年の朝日杯FSを勝ったことで達成されました。
ローズバドは17歳になった今も現役の繁殖牝馬として産駒を送り続けています。
ここから先は余談になりますが、2001年のエリザベス女王杯の出走馬の中からなんと4頭もの馬が後にGI馬の母となっています。
2着ローズバドはローズキングダムを出し
7着タフネススターはカゼノコを出し
10着ポイントフラッグはゴールドシップを出し
12着スリーローマンはスリーロールスを出しています
競走馬として勝ったのはトゥザヴィクトリーですが、繁殖牝馬としてのレースはポイントフラッグの圧勝といったところでしょうか(^_^;)
-
トウショウトリガーさん>たしか5歳時に出て惨敗してますね。
成長力に乏しい血統ですから、1年早く出てたら晩節を汚さずにすんだかもしれませんね(__) -
すみません、お名前ひらがなでした。
こちらこそフォローありがとうございます。
そこです!
4歳で安田記念に出て欲しかったのですが叶わず。
もう推測でしか無いですが、真の距離適性を考えるのが楽しいですね。 -
トウショウトリガーさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメ&フォローありがとうございます(^_^)
バラ一族の馬はパワーと底力に欠けるところがあったんですが、父のキンカメがうまく弱点を補完してくれましたね。
今考えるとローズキングダムはマイル路線に行ってたらもっと活躍できたと思いますよ(・_・)
小牧の無念を背負って乗った後藤に勝たせてあげたかったですね(T_T) -
トウショウトリガーさんがいいね!と言っています。
-
トウケイニセイ005さん今晩は。
私ローズキングダム大好きでして、こうして取り上げてもらうととても嬉しいです。好配合で当時相当鼻息荒かったです、私。
距離持たないとか散々馬鹿にされたので尚更に。
小牧Jがダービーで乗れなくなってしまい、代わりに後藤Jが乗ったのが今や二重に切なくなりました。 -
広瀬北斗さん>コメありがとうございます(^_^)
キンカメが一族を救いましたね。 -
広瀬北斗さん
すっかり本番でも勝てる一族に変身しましたね。
-
エドリンさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
「いいね!」ありがとうございます(^_^) -
モンドラゴンさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
「いいね!」ありがとうございます(^_^) -
飛虎さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
私も見つけた時は驚きましたよ。
出走馬18頭の内4頭がGI馬を出し、トゥザヴィクトリーも重賞勝ち馬を複数出している。
不思議な縁を感じます。
私はエアグルーヴの仔や孫たちをずっと応援しています。
ドゥラメンテにはさらなる活躍を期待していますよ( ^∀^)
ここだけの話ですが、「サイレンススズカの話」を書き終えた後は「エアグルーヴの話」を書こうと思ってるんですよ。