競輪
2908件のひとこと日記があります。
2015/06/17 21:30
ターフに咲く花�� (第２回後編)
大逃げを打ったオウケンサクラの前半３Fの通過タイムは３３秒５、１０００m通過タイムは５５秒９、レースはハイペースとなりました。
アパパネは先行集団の後ろ、６番手でレースを進め、ブエナビスタはそのすぐ後ろ、アパパネをマークする形で追走していました。
普通なら圧倒的１番人気の馬を下位人気の馬がマークするものですが、このレースに関しては２番人気が圧倒的１番人気にマークされる形になったんです。
アパパネは最初から非常に苦しい立場に追い込まれたんですが、鞍上蛯名正義騎手に焦りはありませんでした。
「(ブエナビスタが)後ろにいることはわかってたし、ついて来いというくらいの気持ちで乗っていました」
蛯名騎手はレースのインタビューでこう語っています。
蛯名騎手はブエナビスタに対して真っ向勝負で挑むと決めていたのです。
軽快に飛ばしていたオウケンサクラが直線入口で脚をなくし、替わってレディアルバローザが先頭に立って残り４００mのハロン棒の前を通過しました。
アパパネはここでスパートします。
ブエナビスタも追い出しを開始します。
アパパネは鋭く伸びて粘るレディアルバローザを残り５０m付近でかわし、先頭に立ちました。
しかし背後にはブエナビスタ、鞍上岩田康誠騎手の渾身の追い出しに応え、一完歩ごとにその差を縮めてきました。
力の限りを尽くして懸命に走るアパパネ
年度代表馬のプライドをかけて追い続けるブエナビスタ
女王と女傑の真っ向勝負はクビ差だけアパパネがブエナビスタを抑えきりました。
１着 アパパネ １分３１秒９
２着 ブエナビスタ クビ
３着 レディアルバローザ クビ
「この馬を信じて乗れば勝てる」
勝利騎手インタビューで蛯名騎手はそう語りました。
たとえ相手が牡馬を力でねじ伏せて勝ってきた最強牝馬でもアパパネの実力を１００%出しきれれば勝つこともできる、ということを証明してみせたのです。
「ブエナビスタは８割のデキ、アパパネが１２０%のデキだったから負けたが、万全なら力でねじ伏せていた」
「ただ単にマイルはアパパネの方に適性があっただけ」
敗れたブエナビスタのファンの中にはこういうことを言う人が少なからずいました。
それはある意味正解かもしれません。
でも、勝ったのはアパパネです。
「うちの馬はよう走った。相手がそれ以上走っただけや」
松田博資調教師もきっぱりと敗けを認めています。
競走馬は勝つために走るのです。
騎手は馬を勝たせるために乗るのです。
アパパネと蛯名正義はこの２つのことを最強馬相手にやり遂げたのです。
この事実は永遠に変わりません(^_^)
- オウケンサクラ
- アパパネ
- ブエナビスタ
- レディアルバローザ
- プライド
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ワイドボックスさん＞こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
たしかに勝つときはいつも辛勝でしたね。
ただし勝負根性は群を抜いてました。
近年は乗り替わりが当たり前になってきてますが、アパパネ&蛯名のような名コンビと呼べる人馬がいなくなってしまったのは淋しいですね(__)2015/06/18 19:20
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ワイドボックスさん
アパパネはオークス同着だったり、勝ちっぷりも派手な印象は薄いですが、
勝ち切る執念のようなものは凄かったですよね。
近年屈指の名コンビだったと思います。2015/06/18 17:29
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はちわれさん＞「いいね！」ありがとうございます(^_^)
2015/06/18 15:23
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はちわれさんがいいね！と言っています。
2015/06/18 12:16
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カルデラさん＞おはようございます( ＾∀＾)
「いいね！」ありがとうございます(^_^)2015/06/18 08:02
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reibunさん＞おはようございます( ＾∀＾)
「いいね！」ありがとうございます(^_^)2015/06/18 08:01
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カルデラさんがいいね！と言っています。
2015/06/17 23:40
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reibunさんがいいね！と言っています。
2015/06/17 22:59
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四毛ネコさん＞「いいね！」ありがとうございます(^_^)
2015/06/17 22:14
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飛虎さん＞コメありがとうございます(^_^)
アパパネがブエナビスタに勝つにはこれしかなかったでしょうね(・_・)2015/06/17 22:08
