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2015/06/18 22:07
「血を繋ぐこと」について(その3)
サンデーサイレンス系が「セントサイモンの悲劇」と同じ末路を辿ることになってしまうのかどうか?
これについて私の考えを述べさせていただきます。
結論から言うと、父系として急速に衰退することはないと思います。
なぜなら、現在は世界各国から異系の血を持った種牡馬および繁殖牝馬を輸入できますし、SS系種牡馬および繁殖牝馬を輸出することもできるからです。
近年は主に社台グループが南米から繁殖牝馬を輸入したりSS系種牡馬を輸出したりして新しい血の導入に取り組んでいます。
しかし、これらの取り組みはまだ「時間稼ぎ」の域を出ていません。
現在も血の飽和状態は進行しており、緩やかに衰退への道を辿っているともいえるのです。
抜本的な対策は今のところはありません。
サンデーサイレンスに替わる異系の大種牡馬の登場を待つしかないのです。
ただし、SS系種牡馬が多数存在することは決して悪いことではありません。
SS系種牡馬が多数存在するということは、SS系が日本独自の父系として土着化しつつあるということなんです。
どこの国でも競走馬の配合を考える時はその国に土着化した血統をベースにしてより良い配合を模索しています。
つまり、土着化した血統が強い競走馬を生産するうえでの指針となるのです。
サンデーサイレンスは遺伝力を強く持った種牡馬でした。そして、母系の良さを引き出すことに長けていました。
今のところ、サンデーサイレンスの種牡馬としての長所を引き継いだ後継種牡馬は現れていませんが、代を重ねていけばいつかきっと現れるでしょう。
父系の血を繋ぐということは、そのことを現実にする作業なのです。
最後に1つだけ事実をお教えします。
セントサイモン系は父系としては廃れましたが、母系には脈々と受け継がれており、現在に至るまでその血は繋がっています。
世界中に存在する全てのサラブレッドの血統を辿っていくと、必ずどこかでセントサイモンにたどりつきます。
セントサイモンの血を引いていないサラブレッドは、この世には存在しないのです。
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はちわれさん>コメありがとうございます(^_^)
スクリーンヒーロー産駒は以外と仕上がりが早いんですよね。自身は晩成でしたが(・_・)
ドゥラメンテは日本で種牡馬入りしても配合相手に苦労するだけですから、ぜひとも欧州で種牡馬入りしてほしいです。 -
はちわれさん
ロベルト系はシンボリクリスエスとともに、もしかするとスクリーンヒーローが父のグラスを超えて系統を繋ぐかも知れませんね(^_^)
長く日本で根付いて来た父系は今ではテスコボーイ系のバクシンオーくらいでしょうか。
グランプリボスなどには是非とも短距離の主流として残って欲しいと思います(-_-).。oO
そして日本由来の血統に望むのはドゥラメンテのように優秀な母系として、いずれは世界に広まる
事ですね(*´-`) -
はちわれさん>こんにちは( ^∀^)
コメありがとうございます(^_^)
残念ですが、ブライアンズタイムの血脈は衰退するだろうと見ています。
同系のシンボリクリスエスが代わりをつとめているようなものだし、シンクリにはエピファネイアという後継がいますからね(--;)
トニービンに関しては母系で影響力を発揮し続けるでしょうね。
なんといってもドゥラメンテをはじめとするエアグルーヴ一族を出してるんですから(・_・) -
はちわれさん
こんにちは( ^∀^)
サンデーとともに一時代を築いたブライアンズタイムやトニービンは、タニノギムレットやジャングルポケットから有力な後継種牡馬が出そうに無いのが残念ですね(--;)
トニービンは優秀な母系として発展しそうですが。 -
ワイドボックスさん>おはようございます( ^∀^)
コメありがとうございます(^_^)
ノーザンテーストに関しては、日本にやってきた時点で他のノーザンダンサー産駒が世界中で種牡馬入りしてましたし、当時の日本では他国に種牡馬を輸出することはめったになかったですから、ある意味仕方のないことでしたね。
ドゥラメンテが凱旋門賞を勝てればサンデーサイレンスの血が欧州でもより多く求められていくんじゃないかと思うんですよね(・_・) -
ブンブンさん>おはようございます( ^∀^)
「いいね!」ありがとうございます(^_^) -
ワイドボックスさん
SSがNDのように世界中に広がったら凄いなと思ったりします。
今思うと、ノーザンテーストはちょっとしたセントサイモンの悲劇でしたね。
同じようなことにならないように積極的に血を世界に広げて欲しいです。 -
ブンブンさんがいいね!と言っています。
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hidenokoriさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
「いいね!」&フォローありがとうございます(^_^) -
hidenokoriさんがいいね!と言っています。