競輪
2908件のひとこと日記があります。
2015/06/23 20:48
ターフに咲く花��(第３回後編)
☆変幻自在
大逃げを打つオースミハルカの後方１０馬身差を追走する後続馬たちは一団となってレースを進めていきました。
アドマイヤグルーヴは５〜６番手
スイープトウショウは中団
エアメサイアは１１〜１２番手
単騎大逃げを打ったオースミハルカの鞍上川島信二には秘策がありました。
杉本清さんの名フレーズ「京都には坂があります。ゆっくり登り、ゆっくり下らなければなりません」を実践したのです。
それもかなりゆっくりとです。
オースミハルカの１２００m〜１８００mのラップタイムは１２秒５ー１３秒３ー１２秒０、１２秒台と１３秒台でまとめてペースを超スローまで落としたのです。
１番人気エアメサイアが動かなければ他馬は動けませんが、後方待機を決め込んだエアメサイア&武豊は動く気配を見せません。
オースミハルカは十分な余力を持って直線に入ることができたのです。
☆名門の意地
直線に入ってもオースミハルカの脚色は衰えません。
後続馬も一団のまま直線に入り、必死に追い上げますが、第３コーナーでオースミハルカのペースダウンを許した代償は大きく、各馬はなかなか差を詰められません。
「逃げきりか....」と誰もが思った瞬間、アドマイヤグルーヴが馬群を抜け出し、オースミハルカとの差を詰めていきました。
ダイナカールを祖母に、エアグルーヴを母に持つ名門の血がオースミハルカの独走を許しませんでした。
エリザベス女王杯３連覇の偉業は名門の血によって成し遂げられる、アドマイヤグルーヴの末脚がそう言っているようでした。
☆無慈悲なる女傑、３３秒２の斬撃
アドマイヤグルーヴの末脚を持ってしても逃げるオースミハルカを捉えることは不可能でした。
ハルカ姫と川島信二の夢がかなうかと思われました。
しかし、時として競馬の神は残酷なことをします。
アドマイヤグルーヴを外から並ぶ間もなくかわしたスイープトウショウが上がり３F３３秒２の鬼脚でオースミハルカに迫ります。
懸命に逃げるオースミハルカ
鬼神の如く追い上げるスイープトウショウ
残り５０mを切ったところでスイープトウショウがオースミハルカを捉え、半馬身かわしたところがゴールでした。
１着 スイープトウショウ 2分12秒5
２着 オースミハルカ 2分12秒6
３着 アドマイヤグルーヴ 2分13秒0
結果はスイープトウショウがGI３勝目、春のグランプリホースの貫禄を見せつけました。
またしても２着に敗れたオースミハルカ
川島騎手の騎乗は完璧でした。
オースミハルカも上がり３Fを３４秒８でまとめています。普通なら圧勝していてもおかしくないんです。
でも２着は２着(-_-;)
同時期にスイープトウショウという女傑がいたことがオースミハルカと川島信二の最大の不運でした。
オースミハルカは「負けてなお強し」と称賛されました。
でも、競馬は勝たなくてはならないのです。
ハルカ姫と川島信二の夢が儚くも消えてしまった名勝負でした。
- オースミハルカ
- アドマイヤグルーヴ
- スイープトウショウ
- エアメサイア
- ダイナカール
- エアグルーヴ
- ハルカ
- グランプリホース
-
広瀬北斗さん＞コメありがとうございます(^_^)
オースミハルカって、なんとなくスポ根の少女マンガのヒロインみたいなんですよね(・_・)
血統は地味すぎるし、ヤネは若僧だし...
こういう馬が勝つから競馬は面白いんですが、現実はそう甘くはなかった(__)2015/06/24 06:43
-
広瀬北斗さん
結構オースミハルカにも，思いがあったようですね。
2015/06/24 06:33
-
reibunさん＞おはようございます( ＾∀＾)
「いいね！」ありがとうございます(^_^)2015/06/24 05:38
-
ぼう0508さん＞おはようございます( ＾∀＾)
「いいね！」ありがとうございます(^_^)2015/06/24 05:38
-
reibunさんがいいね！と言っています。
2015/06/23 23:23
-
ぼう0508さんがいいね！と言っています。
2015/06/23 23:04
-
トウショウトリガーさん＞こんばんは(*・∀・*)ノ
「いいね！」ありがとうございます(^_^)2015/06/23 22:50
-
トウショウトリガーさんがいいね！と言っています。
2015/06/23 22:48
-
ら〜福さん＞こんばんは(*・∀・*)ノ
「いいね！」ありがとうございます(^_^)2015/06/23 22:19
-
ら~福さんがいいね！と言っています。
2015/06/23 22:18
