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2015/07/12 21:40
サイレンススズカの話 (その13)
こんばんは(*・∀・*)ノ
「サイレンススズカの話」の第13話を書かせていただきます。
4歳になって本格化したサイレンススズカは3連勝、その内重賞2連勝とついにその能力をフルに発揮しはじめました。
次走は金鯱賞、サイレンススズカが最も得意とする左回り2000mです。
☆1998年5月30日、第34回金鯱賞が初夏の陽射し眩しい中京競馬場で行われました。
3連勝中のサイレンススズカはここでも1番人気、前年の菊花賞馬マチカネフクキタルが2番人気、前年のアルゼンチン共和国杯を制した左回り巧者タイキエルドラドが3番人気に続きました。
レースは予想通りサイレンススズカがハナを切ってレースの主導権を握りました。
2番手との差は4〜5馬身、やや縦長の展開となりました。
サイレンススズカはバックストレッチから第3コーナーにかけてラップ11秒台のペースを刻み、後続との差は10馬身ほどに開いていました。
第3コーナーで少し息を入れ、第4コーナーで再び加速して逃げ込みを図るサイレンススズカ&武豊、しかしこのレースは第4コーナーから直線にかけて異様な光景がファンの目に映っていました。
後続との差が全然詰まらないのです。
サイレンススズカは直線に入っても脚色は衰えず、10馬身以上の差が開いた独走状態となりました。
あまりの大差に鞍上武豊は「カンパイ(レース不成立)と違うか?」と不安になったそうです。
目の前で繰り広げられる異様な光景に失笑まで起こっていたスタンドでは、残り100mを切っても大差をつけたまま悠然と走るサイレンススズカの強さをはっきりと認識すると、自然と拍手が沸き起こりました。
サイレンススズカは万雷の拍手に迎えられながら悠々とゴール板の前を通過、4連勝を圧倒的大差で飾りました。
2着ミッドナイトベットにつけたタイム差はなんと1秒8、上がり3F36秒3はメンバー中2番目に速いタイムでした。
圧巻の大逃走劇で4連勝を飾ったサイレンススズカ、橋田満調教師はこの後サイレンススズカを休養させるつもりでいましたが、宝塚記念のファン投票で6位まで順位をあげたことと馬のダメージが思ったより少なかったことから、急遽予定を変更して宝塚記念に出走させることにしました。
しかし、予定外の出走はサイレンススズカにとっては試練となりました。
今回はここまでとさせていただきますm(__)m
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ソーニさん>「いいね!」ありがとうございます(^_^)
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ソーニさんがいいね!と言っています。
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とうけいにせいさん
ぼう0508さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
金鯱賞は今見ても笑うしかないですよ(^o^)
あんな大差がつくなんて普通ありえませんから(^_^;)
あの時のスズカにかなう馬は...国内にはいませんね。
太刀打ちできるのはセクレタリアトだけじゃないですか(苦笑) -
ぼう0508さん
こんばんは(^^)
強過ぎて笑っちゃうって余りないですよね。
本当に気持ちの良い逃げでした。
現代、過去どの時代の名馬でもこの時のスズカには敵わなかった
そう思います。 -
ぼう0508さんがいいね!と言っています。
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とうけいにせいさん
ワイドボックスさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
おそらく稀代の逃げ馬サイレンススズカはこの時完成したんでしょうね(・_・)
セクレタリアトのベルモントSはわずか5頭立て、しかも競りかけたシャムが潰れたのを見て他馬は2着狙いに徹しちゃいました。
戦う前から勝負は見えていたんですが、レコードを2秒以上縮めての大圧勝でしたから、セクレタリアト恐るべしです(^_^;) -
ワイドボックスさん
「逃げて差す」
まさにサラブレッドの究極形ですね。
セクレタリアトのベルモントSと並んで、ただ笑うしかないレースでした。 -
とうけいにせいさん
はちわれさん>おはようございます( ^∀^)
コメありがとうございます(^_^)
この時の中京に関してはディープだろうがフランケルだろうが関係なくチギッてたでしょう。
なんていうか、他馬がみんな心を折られたレースでしたね(^_^) -
とうけいにせいさん
広瀬北斗さん>おはようございます( ^∀^)
「いいね!」ありがとうございます(^_^) -
とうけいにせいさん
稲☆vistaさん>コメありがとうございます(^_^)
逃げ馬が大差勝ちする時って、大抵が道悪か後続馬が不利を受けた時なんですが、この時はパンパンの良馬場で後続馬に不利なんてなかったですからね。
まさに実力差がモロに出たレースでした(^o^)