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2015/07/18 22:11
サッカーボーイの話
あらためましてこんばんは(*・∀・*)ノ
明日は函館記念、そこで今夜は当レースのレコードタイム(1分57秒8)を27年間保持している尾花栗毛の快速馬サッカーボーイについて書かせていただきます。
1988年のクラシックはこの馬が中心となるはずでした。
前年の阪神3歳Sを8馬身差で圧勝、「弾丸シュート」と呼ばれた末脚の強烈さは群を抜いていました。
しかし迎えたクラシックシーズンはサッカーボーイにとっては悪夢以外の何物でもありませんでした。
サッカーボーイの末脚の秘密は並外れた脚力にありましたが、その脚力のせいでサッカーボーイの蹄は裂蹄を起こしやすくなっていたのです。
そのうえに弥生賞(3着)のあと挫石が原因で飛節炎を発症してしまい、皐月賞を回避しなければなりませんでした。
陣営はダービーに間に合わせるために抗生物質を大量に服用させたんですが、今度はそれが原因で極度の体調不良に陥ってしまいました。
迎えたダービーは1番人気ながら全くレースにならず15着に惨敗してしまいました。
しかし陣営の懸命な立て直しによって体調が回復したサッカーボーイは再び連勝街道を突き進みます。
中日スポーツ杯4歳S(現ファルコンS)で皐月賞馬ヤエノムテキをまるで問題にせずに圧勝したサッカーボーイは次走として函館記念に出走しました。
初の古馬との対戦、しかも相手は前年のダービー馬メリーナイス、長期海外遠征から帰国した1985年のダービー馬シリウスシンボリ、前年の二冠牝馬マックスビューティと格段に強くなっていました。
それでも1番人気に推されたサッカーボーイはレースでもその類い稀な末脚を存分に発揮、3角でまくり気味に進出すると直線入り口で早くも先頭に並びかけ、抜き去るとあとは大独走、2着メリーナイスに5馬身差をつけての圧勝で重賞2連勝を飾りました。
秋シーズンも捻挫のため一頓挫ありましたが、マイルCSで2着ホクトヘリオスに4馬身差をつけてこれまた圧勝、GI2勝目を飾りました。
ラストランとなった有馬記念ではゲートに顔をぶつけて鼻血を出すアクシデントがありながらも3着(4着入線後スーパークリークの失格により繰り上がり)に健闘しました。
引退後は社台SSで種牡馬入りし、ナリタトップロード、ヒシミラクル、ティコティコタック等の活躍馬を多数送り出しました。
2002年、サッカーボーイはブリーダーズSSで種牡馬生活を送っていたんですが、ある時ある種牡馬がブリーダーズSSに移動してきました。
サッカーボーイの全妹ゴールデンサッシュの仔、ステイゴールドです。
甥であるステイゴールドと初めて対面したサッカーボーイ伯父さんはステイゴールドを歓迎....せずに威嚇したそうです(^_^;)
現役時代はとんでもなく捍性のキツい馬として知られていたサッカーボーイらしいエピソードを最後に紹介させていただいて、今夜のお話はおしまいとさせていただきますm(__)m
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広瀬北斗さん>こんにちは( ^∀^)
コメありがとうございます(^_^)
まあ、もともとステイヤー血統でしたから産駒が長距離に出たのも頷けますね。 -
広瀬北斗さん
自身はマイラー,産駒はステイヤー,とこちらも異能鮮やかでした。
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ソーニさん>「いいね!」ありがとうございます(^_^)
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四毛ネコさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
明日はマーキュリーCにジャパンジョッキーズカップ、盛岡がアツいです(^o^)
私は仕事があって行けませんが...(T_T) -
ソーニさんがいいね!と言っています。
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四毛ネコさん
明日の盛岡競馬ですが、面白そうな番組が沢山ありますね(^^)
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四毛ネコさんがいいね!と言っています。
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Affirmedさん>こんにちは( ^∀^)
「いいね!」ありがとうございます(^_^) -
はちわれさん>こんにちは( ^∀^)
コメありがとうございます(^_^)
サッカーボーイはとんでもなく気性が激しかったので適距離はマイルから2000までの範囲内でしたが、本来は2400以上の距離で力を発揮する血統ですよ。
ただ産駒はステイヤーを多く出しましたからタイプ的には母系は関係なく自らの能力を伝えるタイプとはいえますね(・_・) -
msz-006さん>こんにちは( ^∀^)
「いいね!」ありがとうございます(^_^)