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2015/07/23 21:20
アグネスワールドの話
あらためましてこんばんは(*・∀・*)ノ
今週末は函館2歳Sが行われますが、今夜は1998年の同レース(当時函館3歳S)の勝ち馬であるアグネスワールドについて書かせていただきます。
日本調教馬(本馬は外国産馬です)としては史上唯一の海外GI2勝馬であるアグネスワールドですが、残念ながら国内GIはスプリンターズSの2着(2回)が最高着順で、勝つことはできませんでした。
スピードは超一級品でした。
おそらくロードカナロアよりも速かったでしょう。世界の歴代トップ10に数えられると思います。
ではなぜ国内GIを勝てなかったのか?
コーナーワークが下手だったんです。
とんでもない気性難のうえに手前を変えることが物凄く下手でした。
だから直線で速くてもコーナーで必ず失速するんです。
ただしまっすぐ走らせたら天下一品、海外で勝った2つのGIはいずれも直線競馬でした。
それに加えてパワーも超一級品でした。
初の海外GI制覇となった1999年のアベイユドロンシャン賞(ロンシャン芝直線1000m)は不良馬場で勝っています。
しかも斤量は62キロ!ほとんど嫌がらせのような条件で勝ったんですよ。
翌2000年にはイギリスに遠征してキングズスタンドS(ニューマーケット芝直線1000m)、ジュライC(ニューマーケット芝直線1200m)に出走するんですが、キングズスタンドSは23頭立て(!)の多頭数ながら2着に踏ん張り、次走ジュライCでは見事に海外GI2勝目を挙げています。
環境の変化に強く、激しい気性がいい方に向いた時は無類の強さを発揮しました。
2000年のBCスプリント(8着)を最後に引退、種牡馬入りしたアグネスワールド、世界トップクラスのスピード能力は種牡馬としての活躍を大いに期待されました。
しかし国内ではそのスピードを受け継いだ産駒はとうとう現れませんでした。
実は海外のスタッドからもアグネスワールドを種付けしたいというオファーが殺到していたため、種牡馬生活の大部分をリース、シャトル種牡馬として過ごしていたんです。
必然的に国内での種付け数は伸び悩み、国内で代表産駒を出すことができなかったんです。
(受胎率が40%強ほどしかなかったのも伸び悩んだ大きな原因の1つです)
ただし海外では産駒のワンダフルワールドがオーストラリアのGIを勝ち、現地で種牡馬入りしています。
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広瀬北斗さん
ですよね。
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広瀬北斗さん>こんにちは( ^∀^)
コメありがとうございます(^_^)
下手すると53秒台前半までいっちゃいますよ(・_・)
レコードタイムはカルストンライトオの53秒7ですから、確実に更新しますね(^_^;) -
広瀬北斗さん
アイビスサマーダッシュに出走したらどの程度タイムになりましたかね(笑)?
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広瀬北斗さん>おはようございます( ^∀^)
コメありがとうございます(^_^)
飛ばすだけ飛ばした結果がレコードですから、スピードの絶対値が全然違うということでしょうね(*_*) -
広瀬北斗さん
小倉1200mのレコードはまだ持っていますね。不器用さと対局的なコースなところが面白いです。
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reibunさん>「いいね!」ありがとうございます(^_^)
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reibunさんがいいね!と言っています。
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みゆパパさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
その通りだと思いますよ(・_・)
日本馬の場合香港なら輸送のリスクも少ないし、もちろん賞金も高い。
スプリンターズSからの直行も可能ですからね。
あと、グローバルスプリントチャレンジに組み込まれたのも大きな要因でしょうね。
香港は馬産をしない代わりに世界中から素質馬を集めてきますから、必然的にレベルが上がってきたということは言えると思いますよ。
もちろん香港スプリントの功績も大ですが(・_・) -
みゆパパさん
確かに欧州に行く短距離馬はいなくなりましたね。
日本もそうだと思うんですが、最近の短距離馬は香港に行く傾向があるような気がするんですが。。。
そちらは賞金も欧州よりは高い(はず)ですし。
おかげでサイレントウィットネスとか香港自体の短距離はレベル高いですよね? -
みゆパパさんがいいね!と言っています。