2908件のひとこと日記があります。
2015/08/02 21:44
サイレンススズカの話(その16)
こんばんは(*・∀・*)ノ
「サイレンススズカの話」の第16話を書かせていただきます。
堂々の1番人気で臨んだ宝塚記念、第3コーナーでは10馬身の差があった後続との差は第4コーナーでは4馬身ほどに縮まっていました。
レースは直線に入ります。
☆第4コーナーを過ぎて直線に入ると、サイレンススズカと後続との差はほとんど無くなりました。
1000mを58秒6のハイペースで入ったサイレンススズカの脚はもう無くなりかかっているように見えました。
このまま馬群に呑み込まれるかに見えたサイレンススズカでしたが、鞍上南井克巳騎手の手はまだ動いていませんでした。
実は南井騎手はレース前に橋田満調教師に「一度後続を引きつけてもいいですか?」と申し出て了承を得ていました。
南井騎手はサイレンススズカのスタミナをギリギリまで温存する作戦を立てていたのです。
敢えて武豊騎手とは違う逃げの形を選択した南井騎手、それは一流ジョッキーとしてのプライドの表れでした。
南井騎手は直線に入ってからサイレンススズカを追い始めました。
今にも馬群に呑み込まれそうだったサイレンススズカはここで粘りに粘ります。
サイレンススズカは最後の力を振り絞って先頭をひた走ります。
後続馬たちもサイレンススズカを捉えんと必死に追いすがりますが、差はなかなか縮まりません。
さすがのサイレンススズカも坂を登りきった頃には脚が止まりかけました。
そこに襲いかかってきたのはステイゴールドとエアグルーヴ、両馬は鬼神のような末脚でサイレンススズカに迫ります。
サイレンススズカか?
ステイゴールドか?
それともエアグルーヴか?
サイレンススズカがステイゴールドに4分の3馬身だけリードを残したところがゴールでした。
1着サイレンススズカ!
苦しい闘いの末に、サイレンススズカはついに悲願のGIタイトルを獲得しました。
今回はここまでとさせていただきますm(__)m
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はちわれさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
結果を見る限り、南井はかなり慎重に乗ってますね。
力づくでスズカを抑えている感じはしなかったから(・_・)
やはり距離に不安がありましたから、南井も無理な手綱さばきは出来ないと思ったんでしょう。
結果的には一番いい乗り方をしたと言ってもいいんじゃないですか? -
はちわれさん
こんばんわ( ^∀^)
当時は剛腕のイメージがあった南井騎手と手が合うんだろうかと思ったものですが、やっぱり能力でカバーしたところが大きかったんでしょうかね。 -
ワイドボックスさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
当時は有力馬はほとんど武豊のお手馬みたいな状態でしたからね(^_^;)
ただし、武豊がエアグルーヴに乗ったのは前の年に陣営と「来年はエアグルーヴの出るレースすべてに乗る」って約束してしまったからで、本心はサイレンススズカに乗りたかったのかもしれません。
やはり南井も一流ジョッキー、後輩の真似なんて死んでもできませんよ(^_^;) -
ワイドボックスさん
後になって思うと、ここが武豊じゃないってのはなんか意外ですよね。
南井が自分なりの乗り方をしたっていうのは意地を感じられていいですね。 -
はちわれさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
「いいね!」ありがとうございます(^_^) -
稲☆vistaさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
当時は「スズカに2200mは長いのでは?」って言われてましてね、実際ちょっとだけ長いんですよ。
南井騎手は「とにかく最後まで持たせなければ」と考えたはずです。
それがあの逃げにつながったんでしょうね。
神様に嫉妬された...そうかもしれません(-_-;)
天皇賞はまさに天国から地獄でした(T_T) -
広瀬北斗さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
武豊と同じように乗って勝っても「ユタカの真似をして勝った」って言われかねませんからね(^_^;) -
reibunさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
このメンバーを相手に正攻法の逃げで勝ったんですから、サイレンススズカの強さは本物だということですよ(^_^) -
はちわれさんがいいね!と言っています。
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稲☆vistaさん
おはよごさいます
スズカの宝塚の映像初めてみてきた。
今まで結果しか知らんかったし
ゲートにおとなしく入る姿が可愛かったなぁ
でも、騎手さんも凄いですね
大舞台で引き付けてもいいですか?って…
スズカの力を信じてるから出来ることですよね(*^^*)
1998年は1度も負けてないんですよね…
神様に嫉妬されたって、ある人が素敵な日記を書いておられました。私もそう思う
(TT)
偉大なるサイレンススズカ。これからも語り継がれてゆきますね