2908件のひとこと日記があります。
2015/08/23 17:43
サイレンススズカの話(その19)
こんにちは( ^∀^)
少し早いですが「サイレンススズカの話」の第19話を書かせていただきます。
(7時から自治会の集まりがあるんですよ)
☆13万人の大観衆が見守る中でスタートが切られた第49回毎日王冠、サイレンススズカはいつものようにハナを切り、1000m57秒7のハイペースで先頭をひた走ります。
レースの焦点のひとつに「3歳馬2頭はどこで仕掛けるのか」というのがあったんですが、先に仕掛けたのはグラスワンダーでした。
舞台である東京芝1800mはサイレンススズカが最も得意とするコース、宝塚記念のようにサイレンススズカがバテるのを待つ作戦が通用する可能性は極めて低いことは鞍上的場均騎手も十分承知していました。
「バテるのが期待できないなら自分から捕まえにいくしかない」
的場騎手の覚悟の仕掛けでした。
しかし仕掛けたのは第3コーナー手前、いささか早仕掛けといわざるを得ない位置でした。
第3コーナー過ぎからサイレンススズカが少し息を入れたことに伴ってサイレンススズカと2番手に上がったグラスワンダーとの差は1馬身半ほどに縮まりました。
第4コーナーを過ぎて直線に入るころには馬群に呑み込まれるかに見えたサイレンススズカですが、武豊騎手の手綱はほとんど動いていませんでした。
直線に入るとサイレンススズカは再び後続を突き放しました。
早仕掛けのうえにこのレースが骨折休養明けだったグラスワンダーは直線半ばで脚色が鈍り、2着争いからも脱落してしまいました。
代わって2番手に上がったのがエルコンドルパサー、ここまで自分の競馬をすることに専念していた鞍上蛯名正義騎手は残り200mで猛然と馬を追い出しました。
右へヨレながらも末脚を伸ばすエルコンドルパサー、しかしサイレンススズカとの差は全然縮まりません。
実はサイレンススズカのラスト600mのタイムは35秒1、エルコンドルパサーは35秒0(最速タイム)でした。
サイレンススズカはエルコンドルパサーとほとんど同じタイムでラスト600mを駆け抜けていたのです。
しかも武豊騎手はサイレンススズカに一発のムチも入れていませんでした。
力の差は歴然でした。
1着サイレンススズカ 1分44秒9
2着エルコンドルパサー 1分45秒3
3着サンライズフラッグ 1分46秒2
サイレンススズカはエルコンドルパサーを2馬身半突き放して6連勝を飾りました。
先頭でゴール板を駆け抜けた後、武豊騎手はGIIでは異例のウイニングランを行い、13万観衆の祝福の拍手に応えていました。
無敗の3歳馬2頭に格の違いを見せつけたサイレンススズカ、次走は秋の最大目標である天皇賞秋です。
今回はここまでとさせていただきますm(__)m
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みゆパパさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
「いいね!」ありがとうございます(^_^) -
広瀬北斗さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
「いいね!」ありがとうございます(^_^) -
みゆパパさんがいいね!と言っています。
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広瀬北斗さんがいいね!と言っています。
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reibunさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
「サイレンススズカはサイレンススズカだ!」ってやつですね(^_^)
まさにその通りですよ(^o^)
エルコンドルパサーが成す術もなく惨敗したレースはこれだけでした。
JCでスペシャルウィークを子供扱いして凱旋門賞では世界最強馬モンジューと死闘を繰り広げたエルコンドルパサーが唯一敵わなかった馬、それがサイレンススズカです。 -
reibunさん
タテガミの丸いお飾りが可愛くて、縫いぐるみをねだったのが
この毎日王冠のサイレンススズカでした(宝物です笑)
青嶋さんの実況も素晴らしいです。
エルコンドルパサーももういなくて…今では夢の中のようなレースです。 -
はちわれさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
あの頃はサイレンススズカが壊れるなんて誰も思わなかったんですが....(´д`|||) -
飛虎さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
「いいね!」ありがとうございます(^_^) -
四毛ネコさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
「いいね!」ありがとうございます(^_^) -
タヌキち〜んさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
この頃はサイレンススズカが天皇賞をどれだけチギッて勝つかだけに注目が集まってました....Σ(ノд<)