サイレンススズカの話(その２０)

こんばんは(*・∀・*)ノ

「サイレンススズカの話」の第２０話を書かせていただきます。
毎日王冠を完勝したサイレンススズカ、勇躍秋の最大目標である天皇賞秋に向かいます。

☆1998年11月1日、秋晴れの東京競馬場で第１１２回天皇賞(秋)が行われました。

1番人気 サイレンススズカ 1.2
2番人気 メジロブライト 6.2
3番人気 シルクジャスティス 8.4
4番人気 ステイゴールド 16.7

前走毎日王冠でグラスワンダー、エルコンドルパサーに格の違いを見せつけたサイレンススズカが圧倒的な1番人気に推されました。

抽選の結果サイレンススズカは１枠１番に入ることになり「１１月１日１枠１番１番人気」となりました。

毎日王冠の時は体調がいまいち良くなかったサイレンススズカでしたが、１戦叩いたことが良かったのか体調も上向きとなり、天皇賞の当日を迎える頃には絶好調と言ってもよいほどとなりました。

愛馬の好調ぶりを目の当たりにした武豊騎手はインタビューで「負けることは考えていない。天皇賞の歴史に残るレースをしたい」と自信に満ちたコメントを残しています。

その際に「オーバーペースでいきますか？」という質問をされた武豊騎手は「他の馬にとってはオーバーペースでも、僕の馬にとっては普通です」と答え、毎日王冠と同様にハイペースで逃げることをほのめかしていました。

サイレンススズカは「絶対王者」としてレースに臨むこととなりました。


今回はここまでとさせていただきますm(__)m