2908件のひとこと日記があります。
2015/09/06 21:27
サイレンススズカの話(その21)
こんばんは。
「サイレンススズカの話」の第21話を書かせていただきます。
1998年11月1日、圧倒的1番人気で天皇賞秋に臨んだサイレンススズカ、いつものようにハナを切って先頭をひた走ります。
☆本馬場入場の際に武豊騎手はサイレンススズカを一番最後に馬場入りさせ、返し馬ではゆっくりとラチ沿いを走らせました。
(1番枠であるサイレンススズカは一番最初に馬場入りするのが通常の入りかたです)
武豊騎手はこれから始まるサイレンススズカの大独走劇を10万人を越える観衆にまざまざと見せつけるための予行演習をしているようでした。
それはまるで「天皇賞の歴史に残るレース」をする前に行う儀式のようでした。
レースは「予定通り」サイレンススズカがハナを切り、後続を大きく引き離しました。
2番手に控えたサイレントハンターとの差は瞬く間に5馬身、10馬身と広がり、1000m通過タイムは毎日王冠よりもさらに速い57秒4を記録しました。
「この馬に乗っていると楽しいんですよ。だってどの馬もついてこれないんだもの」
武豊騎手はサイレンススズカの速さについてこんな表現をしています。
まるで限界がないかのように速くなり続けるサイレンススズカ、武豊騎手は彼なら限りなくどこまでも速く走り続けていけると信じていたのかもしれません。
サイレンススズカは後続を大きく引き離して第3コーナーに入り、大ケヤキの前を通りました。
大ケヤキの陰に入ったサイレンススズカが再び観衆の前に姿を表したとき....
大観衆は息を呑みました。
サイレンススズカが失速しているのです。
「故障か......!」
あちこちで悲鳴があがり、そして観衆は沈黙していましました。
サイレンススズカは後続馬の邪魔にならぬように外ラチに向かっていきました。
サイレンススズカはもう走れませんでした。
今回はここまでとさせていただきますm(__)m
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reibunさん>こんばんは。
コメありがとうございます(^_^)
私はテレビで見ていました。
大ケヤキの陰に隠れて、失速しながら出てきたサイレンススズカを見たときは...言葉もありませんでしたorz -
reibunさん
このレースの動画は、勇気がなくていまだ未見です。
スズカつらそうですね・・・武さんも、ファンもみんながつらいですね。 -
タイシンさん>こんにちは。
「いいね!」ありがとうございます(^_^) -
タヌキち〜んさん>こんにちは。
コメありがとうございます(^_^)
スズカのケガは簡単に言うと膝の骨が粉々に砕けてしまったものですから、現在の医療技術でも救うのは極めて難しいでしょうね(´д`|||) -
タイシンさんがいいね!と言っています。
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タヌキち〜んさん
とうとう・・・。この日が(>0<)
最後まで武豊を落馬させることなく立ち続ける姿に胸が痛くなりました。
スズカの故障(怪我)は今、現代の医療技術で助かることができたのでしょうか? -
みゆパパさん>こんばんは。
「いいね!」ありがとうございます(^_^) -
Affirmedさん>こんばんは。コメありがとうございます(^_^)
忘れようとしても忘れられないシーンです....(T_T) -
みゆパパさんがいいね!と言っています。
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Affirmedさんがいいね!と言っています。