ゼンノエルシドの話

こんばんは(*・∀・*)ノ

今週末は京成杯AHが行われますが、今夜は2001年の勝ち馬であるゼンノエルシドについて書かせていただきます。

ゼンノエルシドといえば新馬戦での「5本足事件(笑)」を思い出される方もいらっしゃるかもしれませんね(^_^;)
出走馬中唯一の牝馬マルターズスパーブを見て興奮したゼンノエルシドが馬っ気全開でレースに臨んだってやつ(^_^;)
ちなみにそのレースは完勝したんですが、種牡馬としてマルターズスパーブと交配する機会はとうとうやってきませんでした(苦笑)

京成杯AHでは激しい風雨の中でイーグルカフェ、ザカリヤといったGIでも好走した強敵を相手に先行抜け出しの横綱競馬で完勝、1分31秒5のレコードのおまけつきでした。

強い勝ち方で重賞ウイナーとなったゼンノエルシド、管理する藤沢和雄調教師は次走にスプリンターズSを選びます。
しかし初のスプリント戦に戸惑ったのか全く流れに乗れず10着に惨敗(-_-;)

しかしゼンノエルシドは次走マイルCSで見事に巻き返します。
クリスザブレイヴの作った800m47秒3の緩い流れのなか2番手でしっかりと折り合い、直線で先頭に立つとエイシンプレストンらの追撃を抑えて見事にGI初制覇を飾りました。

走破タイム1分33秒2はそれほど速いタイムではありませんが、鞍上オリビエ・ペリエは「欧州では遅い時計で勝つと褒められる」と自信満々のコメントを残しています。

当時は「黒船」と呼ばれるほど勝ちまくっていたペリエ騎手の自信のほどがうかがえますね(・_・)