競輪
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2015/10/21 21:14
ターフに咲く花��(第１９回全編)
こんばんは(*・∀・*)ノ
「ターフに咲く花�供廚�19回目を書かせていただきます。
今夜はノースフライトが引退レースでサクラバクシンオー以下を完封し、春秋マイルGI制覇を成し遂げた1994年のマイルCSを取り上げます。
「第１１回マイルチャンピオンシップ」
1994年11月20日、秋晴れの京都競馬場で第11回マイルCSが行われました。
1番人気 ノースフライト(角田)1.7
2番人気 サクラバクシンオー(小島太)3.3
3番人気 フジノマッケンオー(武豊)11.4
4番人気 ホッカイセレス(ムンロ)14.6
5番人気 ビコーペガサス(的場)18.0
圧倒的1番人気に推されたのは当年の安田記念優勝馬でマイル戦は4戦全勝のノースフライト、やや離れた2番人気に前年のスプリンターズS優勝馬で前走スワンSでは現在も残る阪神1400mのコースレコードである1分19秒9の驚異的なタイムでノースフライトを2着に退けていました。
フジノマッケンオー以下の単勝オッズは軒並み10倍を越え、「2強対決だがマイル適性でノースフライト有利」との見方が大勢を占めました。
「翼は1マイルへ」
大種牡馬トニービンのファーストクロップであるノースフライトは若駒時代から将来を嘱望されるほどの好馬体の持ち主でしたが、体質が弱かったためにデビューが3歳の5月と遅れに遅れてしまい、春のクラシックへの出走は叶いませんでした。
しかし能力は一級品、2戦目の足立山特別(1993年7月25日、小倉芝1700m)で手綱を取った武豊は「秋にはベガの最大のライバルになっているかもしれない」と、同じトニービン産駒であるクラシック二冠牝馬ベガにひけをとらない能力を感じとっていました。
1993年秋、900万条件の身で出走した府中牝馬S(10月17日、東京芝1600m)を快勝して勇躍エリザベス女王杯(11月14日、京都2400m)に出走したノースフライトは、その能力を遺憾なく発揮してベガに先着を果たすものの、9番人気ホクトベガの最内強襲を許してしまい、2着に惜敗しました。
陣営はそれ以降、ノースフライトをマイル戦線に限定して使うことにしました。
To be continued....
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