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2015/12/07 22:16
ヒシアマゾンの話(第4話)
こんばんは(*・∀・*)ノ
「ヒシアマゾンの話」の第4話を書かせていただきます。
圧倒的な強さで2歳女王に輝いたヒシアマゾンですが、クラシックに出られない彼女には出るレースを選ぶことはできず、出られるレースに片っ端から出て強さをアピールし続けることしかできませんでした。
☆1994年初春、明け3歳となったヒシアマゾンのシーズン初戦は京成杯(1月9日 中山芝1600m)が選ばれました。
紅一点ながら唯一のGI馬であるヒシアマゾンの単勝オッズは1.8倍、他には有力馬もおらず、戦前の予想は「ヒシアマゾン圧勝」で一致していました。
もちろん、主戦騎手中舘英二も圧勝するつもりでレースに臨んでいました。
レースは8頭立てで行われ、小島太騎乗のサクラエイコウオーがハナを切って岡部幸雄騎乗のビゼンマサムネが2番手、ヒシアマゾンは5番手につけました。
中舘騎手はヒシアマゾンをインコースに位置取らせ、頃合いを見て馬を外に出してスパートするという作戦を立てていました。
少頭数のうえに力は一枚も二枚も上手です。普通に乗ればまず負けることはありませんでした。
しかし...
ヒシアマゾンはインコースに閉じこめられたままでした。
他馬ががっちりと外を閉めていたからです。
8頭立てとはいえ、他馬に騎乗していた騎手たちは皆、百戦錬磨のベテランでした。
「敵はヒシアマゾンただ一頭」という共通した意識のもと、阿吽の呼吸でヒシアマゾンを封じ込めに来たのです。
直線に入ってやっと外が開き、ヒシアマゾンは猛然とスパートしますが、先に抜け出した的場均騎乗のビコーペガサスを捉えきれず2着に敗れてしまいました。
力負けではありません。
この間初めてGIを勝ったばかりの若僧でしかなかった中舘英二が百戦錬磨のベテランたちにさんざん翻弄された挙げ句の敗戦でした。
「僕が馬を信じきれていなかった。馬を信じていたら前が開かなくても余裕を持って外に持ち出すチャンスを待てたんですが、僕に自信がなかったからインで我慢し続けることになったんです。
今日はまともなレースをしていない。力は抜けているのに脚を余して負けてしまった。ヒシアマゾンの戦歴に傷をつけてしまった自分に腹が立つし、情けないです」
中舘騎手は激しく自分を責め、どうすればよいのか考えました。
そして1つの考えに行き着きました。
彼の出した答えは次走クイーンCで示されることとなりました。
今回はここまでとさせていただきますm(__)m
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とうけいにせいさん
コスモス☆さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^) -
コスモス☆さんがいいね!と言っています。
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とうけいにせいさん
飛虎さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
まあ、こういう状況になっても圧勝できるのはディープインパクトだけですよ(^_^;) -
とうけいにせいさん
Masaさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
中舘の若さがモロに悪いほうに出た一戦でした。
ここからヒシアマゾンの乗り方を変えるんですよ。 -
広瀬北斗さん
「酒屋の御用聞き」に「いいね!」(笑)。
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飛虎さん
こんばんは。
1VS7では、さすがに厳しい。。 -
飛虎さんがいいね!と言っています。
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Masaさんがいいね!と言っています。
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Masaさん
こんばんは〜先週楽しみにしてたのに
昨夜ここに来るのを忘れておりました
ん〜中舘騎手はこのレースでそんな事を思ってたんですね… -
とうけいにせいさん
広瀬北斗さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
若い頃は酒屋の御用聞きみたいな顔してましたからね(笑)