2908件のひとこと日記があります。
2015/12/09 22:24
インターナショナルな話
こんばんは(*・∀・*)ノ
2年くらい前になりますが、私は毎週水曜日に海外ネタを書いていたんですよ。
どんなことを書いていたかはほとんど忘れましたが(苦笑)、海外の珍名さんとか一風変わった風習とかを紹介してました。
今日は久しぶりに海外ネタを書いてみたいと思います。
ある一組の老夫婦の話です。
スペインの首都マドリードから車で約2時間ほどのところに「ラ・エストレージャ」という村があります。
この村の住人はマーティン・コロマーさん(79歳)と妻のシンフォローサさん(82歳)、そして3匹の犬と5羽の鶏と25匹の猫、それだけです。
コロマーさん夫妻はラ・エストレージャ村で45年間、2人だけで暮らしてきました。
ラ・エストレージャ村はかつては人口15万人を越えるほど栄えていたんですが、大災害やスペイン内戦の影響で人が減り続け、45年前にコロマーさん一家が最後の住人となったのです。
コロマーさん夫妻は一人娘を病気で亡くしており、お墓がこの地にあるということが村に留まり続けた理由の一つです。
しかし最も大きな理由は他にあります。
「私たちがここに留まる理由は妻がここで生れ育ち、ここを離れたくないと言ったからです。
もしも私に選択権があったなら、私たちもここを離れていたでしょう。
でも私は妻1人を残しては行けません。ここに留まる以外に手だてはなかったのです」
コロマーさん夫妻は45年間この村から出ず、2人だけの時間を過ごしてきました。
(ただし45年間2人きりというわけではなく、たまに車で25キロ離れた最寄りの町に出かけたり、週末に来訪者があったりするのだそうです)
コロマーさん夫妻のことがメディアで紹介された時、多方面から好意的なコメントが寄せられました。
「なんと素晴らしい!これこそ理想の暮らしだ」
「平和と静寂に包まれているんだろうな」
「現代社会に疲れた私はこういう場所を求めているんだ」
「ここにインターネットがあったら、僕にとってここは天国だ」
でもマーティンさんはこう語っています。
「みんな私たちの暮らしを褒めてくれます。でも私は彼らにこう言っています。『一度ここに住んでごらんなさい。あなた方どれだけの間耐えられるか?』ってね」
愛する人と過ごす膨大な時間
ただ平和で、ただ静寂なだけの暮らし
喧騒の中で生きている人にとって、ここは理想郷に思えるかもしれませんが、10日も経てば喧騒の中に戻りたくなるのが人の常です。
あなたは45年間愛する人と2人きりで暮らしていくことができますか?
45年間2人きりで過ごしているコロマーさん夫妻、ただ静かに佇む老夫婦の姿は美しくもあり、切なくもあります。
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とうけいにせいさん
ブン♪ブンさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^) -
とうけいにせいさん
Affirmedさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
1人だけしか話し相手がいない...
非常にキツいですね(-""-;)
私も無理です(-.-) -
とうけいにせいさん
reibunさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
幸せであったと思いたいですね。
誰だって、できることなら生まれ育った場所を離れたくはないものですよ。
いろいろな葛藤を乗り越えて、今を生きているんですよね。 -
とうけいにせいさん
タヌキち〜んさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
日本人だと耐えられないでしょうね。
社会を基本にして生きているから(*_*; -
Affirmedさん
私は間違いなく呆けてしまう…
話し相手が1人というのは辛いですね。 -
Affirmedさんがいいね!と言っています。
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ブン♪ブンさんがいいね!と言っています。
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reibunさん
45年を過ごされたのなら、このご夫婦にとって幸福な人生だったのでしょう(私は無理かな(^_^;))
郷里を思う気持ちはわかる気がします。
誰にとっても生まれ故郷は大切な宝物ですね。 -
タヌキち〜んさん
なんだか考えさせられるお話ですね。
うーーん、私には耐えられない(ーー;) -
タヌキち〜んさんがいいね!と言っています。