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2015/12/14 22:50
ヒシアマゾンの話(第5話)
こんばんは(*・∀・*)ノ
「ヒシアマゾンの話」の第5話を書かせていただきます。
94年シーズン初戦の京成杯、ヒシアマゾンは圧倒的1番人気に推されながら鞍上中舘英二の拙い騎乗が原因で2着に敗れてしまいました....
☆並みいるベテラン騎手たちとの駆け引き勝負に敗れてしまった中舘騎手は自らの力不足を露呈してしまった敗戦を踏まえてヒシアマゾンの騎乗方法を考え直し、一つの結論に達しました。
その結論とは「外を回って力でねじ伏せる」というものでした。
ヒシアマゾンはすでに同年代の牝馬の中で頭一つ抜けた存在になっていました。
力が抜けているのなら最初から不利を受けにくい外を回ってもゴールまでに他馬すべてを差し切ることは十分に可能である、中舘騎手はヒシアマゾンに駆け引き無縁の真っ向勝負だけをさせようと決意したのです。
中舘騎手には連敗は許されませんでした。
そうなったら主戦騎手の座から降ろされてしまうからです。
しかし中舘騎手はあくまでもヒシアマゾンの力を信じ、他人に何と言われようが彼女に覇者の競馬をさせると決意したのです。
中舘騎手がそう決意したその時、ヒシアマゾンは追いこみ馬となりました。
ヒシアマゾンの次走はクイーンC(1月30日 東京芝1600m)、他馬より2キロ重い55キロで出走したヒシアマゾンは斤量の影響か多少行きっぷりが良くなかったものの、道中早めに外に持ち出して直線入り口で先頭に立ち、一旦は2着エイシンバーモントに抜かれたもののゴール前で差し返して勝利、着差こそクビ差でしたが実力の差を見せつけました。
NHKマイルCがまだ創設されていなかった94年当時、外国産馬の春の最大目標はNZT4歳S(6月5日 東京芝1600m)でした。
本番までにはまだ時間があるこの時期、普通なら馬に暫しの休息を与えるところですが中野隆良調教師は調教の手を緩めませんでした。
中野師はこの時期からヒシアマゾンの調教をウッドチップコースから坂路コースへと変更しています。
調教コース変更の目的はスタミナと瞬発力の強化でした。
この頃から中野師はエリザベス女王杯を見据えた調教を施していたのです。
平地コースと坂路コースでは走り方が少し違うんですが、ヒシアマゾンは非常に早い段階でその違いを理解し、坂路コースでも時計を出せるようになったのだそうです。
この頃になるとヒシアマゾンの併せ馬の相手は同厩で前年のエリザベス女王杯勝ち馬であるホクトベガでないと務まりませんでした。
それまでホクトベガは併せ馬で一度も遅れたことはなかったんですが、クリスタルCの1週前の追いきりでヒシアマゾンが坂路3F35秒1の猛時計を出したことで初めて併せ馬の相手に遅れてしまったのだそうです。
ヒシアマゾンの次走クリスタルC、このレースで彼女は伝説をつくることとなります。
今回はここまでとさせていただきますm(__)m
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とうけいにせいさん
ブン♪ブンさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
ホクトベガも調教駆けする馬でしたが、ヒシアマゾンの時計は3歳牝馬が出せるものじゃないですよ(^_^;) -
とうけいにせいさん
Masaさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
ナリタタイシン、懐かしいですね(^o^)
たしか皐月賞以来の勝ち鞍でしたね。
ヒシアマゾンのクリスタルCはもはや伝説となりましたね。 -
とうけいにせいさん
ぼう0508さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
あの時のヒシアマゾンの脚は忘れられませんね(^_^) -
Masaさんがいいね!と言っています。
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Masaさん
こんちわ♪
この年はナリタタイシンの目黒記念も凄かったですがヒシアマゾンのクリスタルCは衝撃でしたね
また来週楽しみにしています -
ブン♪ブンさん
おはようございます(^O^)v
豪華な併せ馬でしたねo(^▽^)o -
ぼう0508さん
ヒシアマゾンで思い出すのはクリスタルC。
楽しみにしています(^^) -
とうけいにせいさん
msz-006さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^) -
とうけいにせいさん
ぼう0508さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^) -
msz-006さんがいいね!と言っています。