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2016/01/03 21:52
サクラバクシンオーの話(第13話)
こんばんは(*・∀・*)ノ
「サクラバクシンオーの話」の第13話を書かせていただきます。
悲願のマイルGI制覇をめざしてマイルCSに出走したサクラバクシンオー、ライバルはただ一頭、春のマイル女王ノースフライトです。
☆1994年11月20日、秋晴れの京都競馬場で第11回マイルCSが行われました。
単勝1番人気は1.7倍のノースフライト、サクラバクシンオーは3.3倍で2番人気に推されました。
前哨戦であるスワンSではサクラバクシンオーがノースフライトを完封していますが、1F距離が伸びるマイルCSではノースフライトの方が有利であろうというのが大方の予想でした。
ただし3番人気のフジノマッケンオーは11.4倍、最終的にはサクラバクシンオーとノースフライトの一騎討ちになるとも見られていたのです。
大方の予想通り、レースはサクラバクシンオーとノースフライトの一騎討ちとなりました。
両馬とも好スタートを決め、サクラバクシンオーは3番手、ノースフライトは4番手につけました。
前半800mの通過タイムは46秒7、ややスローペースとなりましたが、両馬ともがっちり折り合ってレースを進めていました。
直線に入った直後、サクラバクシンオーが抜け出しにかかりました。
ノースフライトも即座にスパート、サクラバクシンオーを追いかけます。
残り200mで両馬は並びました。
そのまま併せ馬の形になり、残り100m付近まで両馬は譲りません。わずかに前に出たノースフライトをサクラバクシンオーは懸命に追いかけます。
しかし、残り100mを切ったところでノースフライトが抜け出しました。
サクラバクシンオーはそこが限界でした。
最終的にはノースフライトに1馬身半の差をつけられ、後方から猛然と追い上げてきたフジノマッケンオーとの2着争いを制するのがやっとでした。
ノースフライトの走破タイム1分33秒0はレースレコード、まさに完全勝利と言っても差し支えないでしょう。
ただしサクラバクシンオーの走破タイム1分33秒2もそれまでのレコードタイムを上回っています。
サクラバクシンオーが負けたのはマイル戦だったからではありません。
ノースフライトが相手だったからです。
境勝太郎調教師も「うちの馬はスワンSで勝ってマイルCSで負けたが、これは距離適性の問題ではない。ノースフライトが完調であるかどうかの差だ。ノースフライトが完調なら1200でもかなわないだろう」と、力負けであることを認めています。
とうとうマイル戦で勝利することはできませんでしたが、次走は得意のスプリント、連覇がかかるスプリンターズSでした。
マイルCSがラストランであるノースフライトは出てきません。
そして、スプリンターズSはサクラバクシンオーのラストランになりました。
※今回はここまでとさせていただきますm(__)m
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とうけいにせいさん
広瀬北斗さん>コメありがとうございます(^_^)
大北牧場サイドは「いいですね〜」なんて言ってたらしいですが、サクラバクシンオー産駒でクラシックを狙えるとは思わないでしょうから(^_^;) -
広瀬北斗さん
そうでしたか…御大もファン心理を汲んでの事かは分かりませんが,粋ですね(笑)。
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とうけいにせいさん
reibunさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^) -
とうけいにせいさん
Masaさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
ノースフライトも元々はユタカのお手馬でしたからね。
ベガがいなかったらエリ女ではノースフライトに乗っていたでしょうね。 -
とうけいにせいさん
広瀬北斗さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
境勝太郎師は大北牧場サイドに「配合相手としてどうだろうか」と持ちかけたらしいんですが(^_^;) -
とうけいにせいさん
飛虎さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
いよいよラストランです。
サクラバクシンオーはこのときに競走馬としと完成するんですよ(^o^) -
とうけいにせいさん
タヌキち〜んさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
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とうけいにせいさん
msz-006さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
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