2908件のひとこと日記があります。
2016/01/07 21:11
エアグルーヴの話(第8話)
こんばんは(*・∀・*)ノ
『エアグルーヴの話』の第8話を書かせていただきます。
捲土重来を期して臨んだオークス、エアグルーヴは1番人気に推されました。
☆第57回優駿牝馬、1番人気に推されたエアグルーヴはまずまずのスタートを切り、6〜7番手でレースを進めていきました。
ハナを切ったのは桜花賞3着馬ノースサンデー、1000mを63秒1のタイムで淡々と先頭を走っていきました。
1000m通過が63秒1....あまりにも遅いペースです。
伊藤雄二調教師をはじめとするエアグルーヴ陣営の脳裏には阪神3歳牝馬Sの敗戦がよぎっていたそうです。
ノースサンデーは桜花賞3着の実力馬です。このまま楽に逃がしたら阪神3歳Sの二の舞になるのではないか...
「ペースが遅いのは分かっていたから前から離されないように気をつけていた」
ユタカ騎手は後にこう語っていました。
そしてエアグルーヴは第3コーナーで進出を開始しました。
しかしそれはユタカ騎手の指示ではなく「馬自身の意思」だそうです。
エアグルーヴも分かっていたのです。
レースは第4コーナーに入り、先頭を走るノースサンデーを各馬が掴まえにいきました。
しかしここでアクシデントが起きます。
ノースサンデーが突然右に左に斜行しだしたのです。
第4コーナーで先頭に斜行されたものですから後続馬はたまったものではありません、大混乱に陥ってしまいました。
当然エアグルーヴも混乱に巻き込まれましたが、幸いなことにエアグルーヴが受けた不利は小さなものでした。
その理由はユタカ騎手の騎乗にありました。
ユタカ騎手は「怖いのはアクシデントだけ、多少の距離ロスは仕方ない。それよりもアクシデントによる不利を受けないように外目につけよう」と考え、第3コーナーでエアグルーヴを外に持ち出していました。
ユタカ騎手がアクシデントを警戒していたおかげでエアグルーヴは最小限の不利を被っただけで済んだのです。
混乱する他馬を尻目にエアグルーヴは直線で弾けました。
力強く抜け出したエアグルーヴ、あとはそのままゴールまで駆け抜けるだけです。
スタートから2分29秒経ったその時、エアグルーヴはオークスを制覇しました。
ダイナカールとの母娘2代のオークス制覇です。
「まだまだ奥のありそうな馬です」
ユタカ騎手が今後への期待感を口にすれば
「今日は普通に走ってくれれば勝てると思っていた」
伊藤雄師は絶対の自信と愛馬への信頼を穏やかに語っていました。
そして陣営からはエアグルーヴの凱旋門賞1次登録を済ませたことが発表されました。
※今回はここまでとさせていただきますm(__)m
-
とうけいにせいさん
reibunさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^) -
reibunさんがいいね!と言っています。
-
とうけいにせいさん
Masaさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
トウケイニセイ記念が終わると、岩手競馬もそろそろ冬支度ですよ(^_^) -
Masaさん
今週はトウケイニセイ記念が行われますね
-
Masaさんがいいね!と言っています。
-
とうけいにせいさん
飛虎さん>いいね!ありがとうございます(^_^)
-
飛虎さんがいいね!と言っています。
-
とうけいにせいさん
鱈ちゃんさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^) -
とうけいにせいさん
タヌキち〜んさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
ユタカの乗り方ですか?
当たりの柔らかさは変わりませんが、当時はサンデーサイレンス産駒の大物は大抵ユタカのお手馬でしてね、産駒特有の瞬発力を生かすために追い込みを多用してたんですよ。 -
とうけいにせいさん
msz-006さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^)