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2016/03/03 22:06
エアグルーヴの話(第16話)
こんばんは(*・∀・*)ノ
「エアグルーヴの話」の第16話を書かせていただきます。
1997年11月23日、秋晴れの東京競馬場で第17回ジャパンCが行われました。
☆1番人気バブルガムフェロー(3.7倍)、2番人気エアグルーヴ(4.0倍)、3番人気ピルサドスキー(4.6倍)、この年のジャパンCは三強の様相を呈していました。
レース序盤の主導権を握ったのはツクバシンフォニー、1000m通過タイム60秒8の平均ペースでレースは進んでいきました。
エアグルーヴは4番手、バブルガムフェローは5番手につけ、互いをマークし合う格好となりました。
天皇賞秋と違うのはバブルガムフェローがエアグルーヴの後ろにつけたこと、バブルガムフェローの鞍上岡部幸雄騎手は天皇賞秋でエアグルーヴ&武豊にやられたことをそのままやり返そうとしたのです。
両馬はゴチャつく内側を避け、外目に進路を取りました。
内に進路を取った3番人気ピルサドスキーは他馬に囲まれて思うような位置取りができませんでした。
淡々とレースは進み、第4コーナーを抜けて直線に入りました。
ハナを切ったツクバシンフォニー、2番手追走のタイキフォーチュンが相次いで脚色を失くした時、エアグルーヴはスパートを開始しました。
エアグルーヴがスパートした瞬間、それを待っていた岡部騎手はすかさずバブルガムフェローに追撃を命じました。
「牝馬に2度続けて負けるわけにはいかない!」
岡部騎手の気迫のムチがバブルガムフェローを奮い立たせます。
しかしエアグルーヴをとらえることはできません。
手応え十分のまま直線に入ったエアグルーヴは力強く抜け出し、馬場の真ん中から先頭に躍り出ました。
ユタカ騎手は自信を持って追い、エアグルーヴは追撃を許しません。
直線半ばでバブルガムフェローは一杯になりました。
岡部騎手の鬼哭のようなムチもバブルガムフェローを甦らせることはできませんでした。
世界に向けて突き進む女帝エアグルーヴと天才武豊、彼らを阻む者はもういないと思われました。
しかし、世界はそれほど甘くはありませんでした。
ツクバシンフォニーとタイキフォーチュンがバテて下がっていったためにポッカリと開いた内側を突いてピルサドスキーが迫ってきたのです。
名手マイケル・キネーンに導かれた獅子王が女帝を射程圏内に入れ、キネーン騎手のムチがまるで獅子の咆哮のように響きわたりました。
17回目のジャパンC、勝負のゆくえは日本最強牝馬と欧州最強牡馬の叩きあいによって決まることとなりました。
※今回はここまでとさせていただきますm(__)m
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