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2016/03/17 20:32
メジロライアンの話
こんばんは(*・∀・*)ノ
今日は「エアグルーヴの話」を書く前に、本日29歳で大往生(人間でいえば90歳以上)をとげたメジロライアンについて書かせていただきます
横山典弘を一人前の騎手にした馬でした
1989年、メジロライアンの鞍上にはデビュー4年目、22歳の横山騎手の姿がありました
当時の横山騎手は若手の有望株でありながら素行が悪く、問題児扱いされていました
(特に酒癖の悪さがひどく、泥酔状態で調教に乗って3回も落馬し、加賀武見騎手と柴田政人騎手に鉄拳制裁されたこともありました)
田んぼのような不良馬場で行われた弥生賞を勝ったあと横山騎手は「皐月賞とダービーを勝つ姿が見えた」と豪語しました
でも皐月賞は不利を受けての3着、ダービーは逃げたアイネスフウジンをとらえきれず2着、伝説の「ナカノコール」を屈辱にまみれながら聞くことになってしまいました
秋は京都新聞杯を勝って「本番も必ず勝つ」と意気込んでいましたが、同郷である芦毛の上がり馬メジロマックイーンの影さえ踏めない3着、クラシックは無冠に終わってしまいました
捲土重来を期して出走した有馬記念、「ライアンにGIを勝たせたい」という北野ミヤオーナーの意向を汲みとった池江泰郎調教師がメジロマックイーンの出走を自重したせいもあって1番人気に推され、メジロライアンと横山騎手の悲願達成は間近と思われました
しかし勝ったのは「終わった馬」と思われたオグリキャップ、地鳴りのような「オグリコール」が中山競馬場に響きわたり、メジロライアンはまたしても2着に敗れてしまいました
横山騎手は後年、こんな風に語っています
「クラシックを獲れなかったのは僕が未熟だからライアンが勝たせなかった、もしも三冠を楽に獲れていたら僕の成長はそこで止まり、ろくでもない成績しか残せない騎手になっていたでしょう。
ライアンで勝てなかったことが騎手としてのあり方を見つめ直す良い機会になりました」
翌年の宝塚記念を勝ってGI馬になりましたが、それ以降は故障のためGIを勝つことはできませんでした
「僕はライアンに何も返してやれなかった」
メジロライアンの引退式の時、横山騎手はこう言って泣きました
あれから25年、横山騎手はダービージョッキーにもなり、現在も関東の第一人者として活躍し続けています
数えきれないほどの辛酸をなめた後にトップジョッキーとして今も元気に馬に乗り続ける横山騎手を、メジロライアンはこれからも天国から優しく見つめ続けるでしょう
彼が鞭を置くその日まで....
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とうけいにせいさん
Masaさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^) -
Masaさんがいいね!と言っています。
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とうけいにせいさん
広瀬北斗さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
なあに(*^^*)
○○キーとか○○○音って書けば大丈夫ですよ(笑) -
とうけいにせいさん
四毛ネコさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
どっちもメジロライアンにとっては消化不良なレースでしたからねえ(*^^*)
考えてみるとメジロライアンに完勝した馬って、メジロマックイーンしかいないんですよね。
オグリの時は信じられないくらいのどスローで、オグリはああいう展開でしか勝てなかった、っていうレースでしたから(^_^;) -
広瀬北斗さん
はっきり書くと削除が怖いものですから(苦笑)…
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四毛ネコさん
ハクタイセイ、アイネスフウジンと皐月賞、ダービーをもう一回やろうと相談しているんじゃないですかねぇ(^o^)y-~~~
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とうけいにせいさん
広瀬北斗さん>コメありがとうございます(^_^)
.....意味わかんないすけど(笑) -
広瀬北斗さん
「ゲス」にならない程度の女癖も(苦笑)…
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とうけいにせいさん
ハープ星さん>いいね!ありがとうございます(^_^)
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ハープ星さんがいいね!と言っています。