2908件のひとこと日記があります。
2016/03/20 21:56
ライスシャワーの話(第8話)
こんばんは(*・∀・*)ノ
「ライスシャワーの話」の第8話を書かせていただきます。
秋初戦のセントライト記念を2着にまとめたライスシャワー、次走京都新聞杯でいよいよ敵地に乗り込むことになります
1992年10月18日、第40回京都新聞杯が秋晴れの京都競馬場で行われ、ライスシャワーとクラシック二冠馬ミホノブルボンが4度目の対戦を行いました。
これが秋初戦となるミホノブルボンは単勝1.2倍の圧倒的1番人気に推され、ライスシャワーが7.1倍の2番人気、神戸新聞杯を勝ったキョウエイボーガンが8.9倍の3番人気となりました。
レースは逃げると思われたキョウエイボーガンが出遅れたことでミホノブルボンが労せずしてハナを奪い、ラップ12秒0前後のタイムを正確に刻みながらレースを引っ張っていきました。
ライスシャワーは4番手追走から、直線では猛然とミホノブルボンを追いましたが1馬身半届かず2着、ミホノブルボンがデビューからの連勝記録を7に伸ばし、菊花賞に向けて盤石のスタートを切った形となりました。
しかしミホノブルボンを管理する戸山為夫師に笑顔はありませんでした。
「時計が詰まらない....」
ミホノブルボンは順調に仕上がっており、理想とする単騎逃げの形になったことでライスシャワー以下に影をも踏ませなかった完勝でありながら、戸山師はライスシャワーをはっきりと脅威に感じていました。
ダービーでは4馬身あった着差を1馬身半まで詰められたからです。
「すべての競走馬は本質的にはスプリンターである。スタミナは調教によって作るものだ」という信念のもとに坂路調教でミホノブルボンを鍛え上げてきた戸山師でしたが、やはり競走馬には血統による距離適性というものが存在し、どんなに鍛えても距離の壁は越えられないということを戸山師は理解していたのです。
戸山師が最も恐れたもの、それはライスシャワーが持つ血の力でした。
前哨戦に敗れ、ミホノブルボンに4連敗を喫したライスシャワー陣営でしたが、距離が伸びる菊花賞では十分に巻き返せるという手応えを感じていました。
決戦の日は11月8日、ミホノブルボンは史上2頭目となる無敗の三冠制覇を目指してライスシャワーの5度目の挑戦を受けることとなります。
※今回はここまでとさせていただきますm(__)m
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とうけいにせいさん
Masaさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
今チェックしてみたんですが、荒れまくりましたねぇ(*^^*)
水沢の年度末開催って、毎年荒れるんですよ。
あそこまで荒れるのはめったにないんですけど(^_^;) -
Masaさん
今日の水沢は凄い事が起きてましたねぇ
全然関係ない話しで申し訳ないです -
Masaさんがいいね!と言っています。
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とうけいにせいさん
reibunさん>こんにちは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
ライスシャワーを語るうえで菊花賞と春天は欠かせませんからね(^o^)
来週からは最初のハイライトです(*^^*) -
reibunさん
ミホノブルボン側目線のライスシャワー物語、カッコいいです!
いよいよ菊花賞のお話ですね(^o^) -
とうけいにせいさん
ハープ星さん>コメありがとうございます(^_^)
そう、ミホノブルボンは単騎で行ったら無双なんです。
実は菊花賞ではその事が非常に重要なファクターとなります。
戸山師は「調教で距離の壁は越えられる」という信念を持っていましたが、それにも限度があることも理解してたんです。
競馬がブラッドスポーツといわれる所以でもあります。 -
とうけいにせいさん
ブン♪ブンさん>おはようございます(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^) -
ハープ星さん
単騎であっさり逃げ切られると、手も脚も出ませんね(^-^;
影をも踏ませぬミホノブルボンって・・強いですね!
坂路調教で鍛えあげられたスタミナと心肺能力をもってしても
血統には敵わない。。と理解している戸山師のようですが
菊花賞はちょっと無理だな・・と覚悟されたかのような雰囲気ですね(≡≡;) -
ブン♪ブンさんがいいね!と言っています。
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とうけいにせいさん
タヌキちーんさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^)