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2016/05/06 21:02
エアグルーヴの話(完結編)
「エアグルーヴの話」は本日をもって完結とさせていただきますm(__)m
繁殖牝馬としても成功をおさめ、日本を代表する名牝として競馬史にその名を刻んだエアグルーヴでしたが、別れは突然やってきました
☆「エアグルーヴ急逝!」
2013年4月23日、競馬界に衝撃が走りました。
この日に11番仔ショパン(父キングカメハメハ)を出産し、母子共に無事が確認された矢先のできごとでした
聞くところによると、出産直後のエアグルーヴには特に異状も見られず、ショパンに初乳(誕生直後の仔馬は初乳を飲まないと免疫力をつけることができません)を与え、いつもと変わらない様子で自らの馬房に帰り、そこでバッタリと倒れたのだそうです
死因は出産後内出血
享年20歳、人間でいうと60代半ばというところでしょうか( ´_ゝ`)
牧場に帰り偉大なる母となったエアグルーヴは最後まで母として振る舞い、命と引き換えにショパンを産んだのです
現役時代は人なつっこくて、写真を撮られる時には自らポーズをとるほどだったエアグルーヴでしたが、繁殖生活を送っていた頃には写真を撮られることを嫌がるようになっていったそうです。
その姿は大スターでありながら結婚後は決して表に出なかった山口百恵さんを彷彿とさせるものがありました
美しく激しく燃えさかった現役時代
ただ母として生き続けた繁殖時代
エアグルーヴが生きてきた20年の馬生は多くの女性が理想とする生き方だったのではないでしょうか
パロクサイドからダイナカール、エアグルーヴと続いてきた牝系は日本を代表する牝系とされるまでに繁栄しています
初仔であるアドマイヤグルーヴは残念ながら早世しましたが、現役最強馬ドゥラメンテを残してくれました
7番仔ルーラーシップは非SS系種牡馬の旗手として生産者から熱い視線を浴びています
残された娘たちであるポルトフィーノ、クルヴェイグ、イントゥザグルーヴ、ソニックグルーヴ、ラストグルーヴは繁殖牝馬としてこれからもエアグルーヴの血脈を残し続けてくれるでしょう
「牝馬の時代」の扉を開け、世界的名馬と互角に戦った名牝エアグルーヴ
彼女が開けた扉からこれからもたくさんの駿馬が世界へ向かって駆けていくでしょう
日本馬が世界に挑み続ける限り、エアグルーヴは不滅なのです(^_^)
(あとがき)
「エアグルーヴの話」はこれでおしまいですm(__)m
半年近くにわたって書き続けてまいりましたが、最後まで読んでくださった皆様方、一目だけでも目を通してくださった皆様方に心から感謝しておりますm(__)m
どうもありがとうございました|^▽^)ノ
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とうけいにせいさん
Masaさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
親子2代のダービー馬はたくさんいますが、親子2代のオークス馬は2組しかいませんから、親子2代でオークスを勝つのは偉業といってもいいんですよ。
エアグルーヴって、記憶にも記録にも残る馬でしたねぇ(^○^) -
とうけいにせいさん
広瀬北斗さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
パロクサイドの牝系はモンスターファームとなった社台グループの基礎をなしたといってもいいでしょうね。
ただ、父トニービンというのもエアグルーヴを語るうえでは欠かせないファクターです。
やはりこの国の変革は外からやってくるんですよ。
競馬も同じです(*_*) -
Masaさんがいいね!と言っています。
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Masaさん
こんばんは
エアグルーヴはリアルタイムで見てましたが この日記を通じて初めて知った事も多く
とても勉強になりました
オークスを勝った時 実況でダイナカールの娘です!ってワンフレーズが個人的に印象深く当時は動画とかないので周りの人にダイナカールってどんな馬だったの?って聞いたりしてたのを思い出します
2枚の写真を見てると目頭が熱くなってきちゃいますね・・・ -
広瀬北斗さん
ダイナカール位の時代は競走成績と繁殖成績が結び付きませんでしたが,エアグルーヴ位なって来てからはそれも解消されて,まさにブラッドスポーツの真骨頂を発揮したかの様です。
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とうけいにせいさん
デュースさん>コメありがとうございます(^_^)
一気に書いてしまえば1週間で書き上げられる話を半年かけました(笑)
最後まで読んでくださって、ありがとうございましたm(__)m -
デュースさん
こそろに第1話から読んでましたf^_^;)
競馬歴はかなり浅いですがエアーグルーヴについて勉強になりました。 -
とうけいにせいさん
デュースさん>いいね!ありがとうございます(^_^)
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とうけいにせいさん
ゾルダクスゼイアンさん>おはようございます|^▽^)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^) -
デュースさんがいいね!と言っています。