ウオッカの話(第０話)

こんばんは(*・∀・*)ノ

今週から毎週木曜日に「ウオッカの話」を書かせていただくことにしましたが、まずはプロフィールを軽く紹介しておきます

ウオッカ(牝・鹿毛)

2004年4月4日生まれ(12歳)

父 タニノギムレット
母 タニノシスター(母の父ルション)
※グロースターク4×5


生産 カントリー牧場
馬主 谷水雄三(オーナーブリーダー)
管理調教師 角居勝彦(栗東)

２６戦１０勝 (GI７勝)

主な勝ち鞍
2006 阪神ジュベナイルフィリーズ
2007 日本ダービー
2008 安田記念、天皇賞秋
2009 ヴィクトリアマイル、安田記念、ジャパンカップ

JRA賞受賞歴
2006 最優秀2歳牝馬
2007 特別賞
2008 年度代表馬、最優秀4歳以上牝馬
2009 同上
2011 顕彰馬選出

生涯獲得賞金(海外を含む)
１３億３３５６万５８００円
(JRA歴代７位、牝馬としては３位)

主戦騎手
武豊
四位洋文
クリストフ・ルメール


いつもの馬の話ではプロフィールだけを掲載していましたが、今回はウオッカの血統について少しだけ書かせていただきます

ウオッカが唯一持っているクロス、グロースターク4×5は父系だけに掛かっています
父タニノギムレットはブライアンズタイム産駒でグロースターク3×4、グロースタークはリボー産駒ですから、リボーの4×5を持っていることになります
リボーの4×5に加えて母の父はクリスタルパレス(フォルティノ系)ですから、多少強引かもしれませんがタニノギムレットって「欧州芝2400仕様」の配合で生産されたんですよ(*^^*)

母系に関しては、タニノシスターの母の父がトウショウボーイ、父の父がリヴァーマンです。ネヴァーベンドとテスコボーイですから、マイル向けの血統といえるんじゃないですかね(*^^*)
ちなみに現役時代のタニノシスターはスプリンターでした(*_*)

ウオッカの5代血統表をチェックしてみて私が感じたことは...
「父系にはパワーと底力があり、母系にはスピードの持続力がある。しかし...どちらにも素軽さは感じられない(-.-)」というものでした(*_*;

現在の日本競馬には何よりも素軽さが求められます(*_*)
これはサンデーサイレンス系が日本での主流の血統として根付いたことが大きく影響しています

はっきり言ってウオッカの血統って、重たいんですよね(*_*;
ディープインパクトを付けても焼け石に水と思えるくらい重たいです

ウオッカは引退後アイルランドで繁殖生活を送っていますが、日本で繁殖入りしなかったのには、血統的な背景もあるんじゃないかと思いますね(*_*)

血統についての話はこれくらいにして、あさってからの「ウオッカの話」、どうぞご期待くださいね(^_^)