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2016/08/15 20:55
メイセイオペラの話(第18話)
こんばんは(*・∀・*)ノ
「メイセイオペラの話」の第18話を書かせていただきます
第16回フェブラリーステークス、2番人気で出走したメイセイオペラは道中5番手でレースを進めていました
☆6番人気キョウエイマーチが引っ張る展開となったレースの800m通過タイムは48秒1、遅すぎず速すぎない流れとなりました。
ただしラップタイムは11秒台を刻み続ける緩みのないペース、先行勢には厳しい流れです。
先行集団を見ながら5番手でレースを進めるメイセイオペラ、鞍上菅原勲騎手の手綱は持ったままでしたが、それでも手綱から伝わる手応えは「痺れるほど」のものでした。
この時、イサオ騎手の意識はもう他馬の方には向いておらず、第4コーナーを過ぎてからのことに移っていました。
メイセイオペラの最大の敵は1番人気ワシントンカラーでも3番人気タイキシャーロックでもなく、467mの長い直線だったのです。
「直線でどこまで我慢できるか」
他の人気馬がこぞって後方に控え、なおかつ先行勢にキツい展開となったことで、どこでスパートをかけるかが勝負の分かれ目でした。
できることなら残り200mまで追い出しを我慢したい。鞭を振るうのはそれからだ、イサオ騎手はこう思っていたそうです。
そして第4コーナーを出て直線に入る直前、イサオ騎手は馬を押し始めました。
それは進撃の合図でした。
直線半ばで粘るキョウエイマーチをかわして先頭に立ったメイセイオペラ、中央の強豪馬たちを引き連れて堂々と馬場の真ん中を進撃します。
しかし中央馬たちも黙ってはいません。
メイセイオペラを目標にワシントンカラー、タイキシャーロック、武豊騎乗の7番人気エムアイブランが突っ込んできました。
迫りくる中央の強豪たち
しかしイサオ騎手は冷静でした
イサオ騎手はまだ1発も鞭を振るっていなかったのです
残り100mを切ってからイサオ騎手は1発だけ愛馬に鞭を入れました。
名手の激励に応えるかのように伸び続けるメイセイオペラ、中央馬たちがもう彼らに近づくことは不可能でした。
レース開始から1分36秒後、メイセイオペラは先頭でゴール板の前を駆け抜けました。
それは「岩手の軍神」が日本競馬を制圧した瞬間でした。
史上初めて、地方所属の馬がJRAのGIレースに勝利したのです。
府中のスタンドからは大歓声があがり
テレビ中継では実況を担当していたアナウンサーが「岩手のみなさん、メイセイオペラが勝ちました!」と大声で叫び
7000人ものファンが詰めかけた水沢競馬場では地鳴りのような歓声と万雷の拍手が巻き起こりました
ウイニングランを終えて装鞍所に戻るメイセイオペラとイサオ騎手
「イサオ!イサオ!イサオ!」
大仕事をやってのけたイサオ騎手を府中の大観衆は「イサオコール」で讃えていました。
※今回はここまでとさせていただきますm(__)m
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とうけいにせいさん
広瀬北斗さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
岩手県民にとっては待ちに待っていた瞬間ですよ(^○^) -
広瀬北斗さん
溜飲を下げた日でした。
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広瀬北斗さんがいいね!と言っています。
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とうけいにせいさん
ブン♪ブンさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^) -
とうけいにせいさん
鱈ちゃんさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^) -
ブン♪ブンさんがいいね!と言っています。
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鱈ちゃんさんがいいね!と言っています。
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とうけいにせいさん
関東帝王さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
明正のメンコはレース中は外しますからね(*^^*) -
とうけいにせいさん
ハープ星さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
この時水沢はまあ、盛り上がりましたねぇ(^○^)
詳しくは来週書きますよ(*^^*) -
とうけいにせいさん
デュースさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
私は水沢競馬場で見てましたよ(^○^)
すごい熱気でしたよ
まだテレトラが建ってない時期でスタンドだけでしたが、スタンドの1階が身動きが取れないくらい人で埋まってましたよ
もちろんスーパー競馬をビデオで録画してましたよ(^○^)