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2016/08/21 21:23
ナリタブライアンの話(第4話)
こんばんは(*・∀・*)ノ
「ナリタブライアンの話」の第4話を書かせていただきます
デビュー戦は取りこぼしたものの、折り返しの新馬戦を圧勝して無事に勝ち上がったナリタブライアン、次走で早くも重賞に挑戦しました
※馬齢は旧表記とさせていただきます
☆1993年9月26日、ナリタブライアンは函館3歳S(函館芝1200m)に出走しました。
晴れていましたが重馬場で行われたレースで2番人気に推されたナリタブライアンでしたが、先団追走から徐々に脚をなくし、最後は馬群に飲まれて6着という結果に終わってしまいました。
このレースにはブリーダーである早田光一郎氏も観戦に訪れていましたが、大きな期待を寄せていたナリタブライアンの凡走には落胆の色を隠せませんでした。
しかし早田氏は帰りの飛行機の中で、同行した大久保正陽調教師から信じられない言葉を聞かされました。
「やはり凄い馬ですよ。もしかしたら兄貴(ビワハヤヒデ)以上の器かもしれないと思ってましたが、今日のレースでそれを確信しましたよ」
早田氏は返事に窮してしまいました。
圧勝したのならともかく、惨敗した直後に自信満々なことを平気な顔で言う大久保師、早田氏は「ずいぶん変なことを言う人だな」と思ったそうです。
怪訝そうな表情の早田氏に対して大久保氏は冷静にその根拠を語りはじめました。
ナリタブライアンが類い稀な能力の持ち主であることは間違いないが、気性が繊細すぎるためにレースで能力を発揮することができない、と大久保師は説明しました。
当時のナリタブライアンは自分からレースをやめてしまう傾向がありました。
なぜそうなるのか...彼は常にあるものの存在を気にしていました。
「あるもの」とは...
それはレース中に視界に飛び込んでくる「自分自身の影」でした。
彼は自分の影を見て「なんだかわからない真っ黒い物がある。これは何だろう?」と思ってしまうようで、自分の影が視界に入り込むとそれが気になってしまい、レースどころではなくなってしまうのです。
「この問題さえ克服できれば、ナリタブライアンは怪物になれますよ」
大久保師はこう語り、早田氏との会話を締めくくりました。
1993年10月24日、福島に遠征したナリタブライアンはきんもくせい特別(500万下芝1700m)に出走、圧倒的1番人気に応えて快勝しました。
2勝目を挙げたナリタブライアンですが、目標としている朝日杯3歳S(現朝日杯フューチュリティS)に出走するためには賞金をもう少し加算しておく必要がありました。
栗東に戻ったナリタブライアンの次走はデイリー杯3歳S(11月6日 京都芝1400m)、2着以内に入れれば朝日杯出走は確実なものとなります。
※今回はここまでとさせていただきますm(__)m
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とうけいにせいさん
わんこさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^) -
とうけいにせいさん
関東帝王さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^)
ナリタブライアンは頭のいい馬でした
だから余計なものに目がいくんですよ(*_*; -
とうけいにせいさん
デュースさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
ここで秘密兵器投入というわけです(*^^*)
マリオでいえばキノコですな(*^^*) -
とうけいにせいさん
msz-006さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
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おうまの親子さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
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ハープ星さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
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ブラリンさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
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とうけいにせいさん
四毛ネコさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
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わんこさんがいいね!と言っています。
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関東帝王さん
利口そうな目をしてますね。
続きをお待ちしております。