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2016/08/27 23:02
ウオッカの話(第16話)
こんばんは(*・∀・*)ノ
「ウオッカの話」の第16話を書かせていただきます
第138回天皇賞(秋)、ウオッカとダイワスカーレットの最後の戦いが今まさに幕を開けようとしていました
☆2008年11月2日、第138回天皇賞(秋)が行われる少し前、ダイワスカーレットを曳いて東京競馬場内の出張馬房から装鞍所へ向かっていた松田国英厩舎所属厩務員の斉藤正敏氏は言い様のない不安を感じていました
ダイワスカーレットのテンションが高すぎるのです
馬体は仕上がっていましたが、気持ちが入りすぎて大量の汗をかいていました
こんなにイレこんだダイワスカーレットを見るのは初めてでした
東京コースでの出走は初めてとなるダイワスカーレット、完全アウェイといってもいい状況が彼女から冷静さを奪っていたのでした
一方、ウオッカにとって東京コースはホームともいえるほど慣れ親しんだところです
装鞍所でのウオッカは落ち着き払っており、歩様もしっかりしていました
ウオッカの堂々たる姿を目の当たりにした角居勝彦調教師は「何もかもがこちらに有利に働いている今の状況で負けたら、ウオッカは一生ダイワスカーレットには勝てないだろう。他の馬には負けてもいいがダイワスカーレットにだけは絶対に負けてはいけない」と思っていたそうです
全ての出走馬が本馬場に入場して返し馬に入った際、ウオッカの鞍上武豊騎手はウオッカを外ラチ沿いに誘導し、大観衆の目の前を走らせました
これはユタカ騎手がウオッカに乗った時に必ず行っていたことで、物見するクセがあったウオッカが歓声に驚かないように、観衆に慣れさせておくためでした
「ほら、見てごらん。この人たちはお前を見に来たんだぞ」
ユタカ騎手はウオッカにこう語りかけながら返し馬をしていました
「自分の競馬をすれば結果はついてくる」
ユタカ騎手は自信を持っていました
しかし、自信を持っていたのはユタカ騎手だけではありません
ダイワスカーレットの鞍上安藤勝己騎手も全く同じ事を考えていたのです
午後3時40分、第138回天皇賞(秋)のスタートが切られました
※今回はここまでとさせていただきますm(__)m
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とうけいにせいさん
ハープ星さん>こんにちは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
馬のクセは調教でもある程度把握できますし、クセを掴むより気分よく走らせるほうが重要なんですよ
ユタカはそのことをよくわかってますから、ウオッカに気分よく走ってもらうために配慮したんですよ(^○^) -
とうけいにせいさん
しろくまさん>こんにちは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^) -
とうけいにせいさん
関東帝王さん>こんにちは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
ダイワスカーレットは休み明けというのもあったんですが、かなりうるさかったですね(*_*;
ただし、ダイワスカーレットに府中2400はちょっと分が悪かったから、回避したのは結果オーライだったと思いますよ(*^^*) -
とうけいにせいさん
ブン♪ブンさん>こんにちは(*・∀・*)ノ
ファイト!ありがとうございます(^_^) -
とうけいにせいさん
コスモス☆さん>こんにちは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^) -
とうけいにせいさん
デュースさん>こんにちは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
この時はまだ3強対決の様相が強かったんですよ(*^^*)
3番人気とはいえ、当年のダービー馬が天皇賞秋に出走するのは何十年ぶりのことでしたから(*_*; -
とうけいにせいさん
msz-006さん>こんにちは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^) -
とうけいにせいさん
ウイズダムさん>こんにちは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^) -
ハープ星さん
武豊ジョッキーは返し馬の時に
観衆の前を走らせるというルーティーンを行っていたのですね。
それぞれクセがあると思いますので
ジョッキーは色々考えておられるのですね!
そう思うと、やはり按上は固定している方が良いに越した事はないですよね(^^)
アウェイで入れ込んでいるダイワスカーレットも
気になりますが…最後のライバル対決が楽しみです! -
ブン♪ブンさんがファイト!と言っています。