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2016/09/12 20:40
メイセイオペラの話(第22話)
こんばんは(*・∀・*)ノ
「メイセイオペラの話」の第22話を書かせていただきます
アブクマポーロの引退によってダート日本最強馬の評価を得たメイセイオペラでしたが、脚部不安のために南部杯を回避、目標を東京大賞典に変更することとなりました
☆年の瀬も押し迫った1999年12月29日、大井競馬場で第45回東京大賞典が行われました
南部杯回避の後、立て直して当レースに臨んだメイセイオペラは単勝1.1倍の圧倒的1番人気、中央勢では4連勝中の上がり馬ワールドクリーク、5歳にして本格化したダート最強牝馬ファストフレンド、地方では船橋の新鋭マキバスナイパー、大井の雄ゴールドヘッドが上位人気に推されましたが「メイセイオペラの優位は動かない」という見解が大勢を占めました
東京大賞典優勝はかつて「岩手の怪物」と呼ばれたカウンテスアップやスイフトセイダイが何度挑んでも果たせず、岩手のホースマンにとっては悲願ともいえるものでした
岩手が生んだダート最強馬メイセイオペラが岩手のホースマンの悲願を達成してくれると誰もが思っていました
しかし....
メイセイオペラは道中6番手につけ、直線入口で3番手に上がりましたが後はズルズル後退するのみ、結果はまさかの11着、勝ち馬ワールドクリークから10馬身も離された大惨敗を喫してしまいました
「今日のメイセイオペラには覇気がなかった。原因はちょっとわかりません...」
鞍上菅原勲騎手は茫然自失となりながらこう語るのみでした
佐々木修一調教師もメイセイオペラの変わりように首をひねるばかり、陣営にとってはショックというより不可解な大敗でした
後に佐々木師は大敗の原因をこう分析しています
「あの時だけは前日輸送で、しかも出張馬房には誰もつかずにメイセイオペラを一晩1人きりにしてしまった。心細さがストレスとなった可能性があると思います」
レース後のメイセイオペラを検査したところ、心音に軽い異常があったそうです
「いつもと違う環境に置いたことが結果的に凶と出てしまった。私たちのミスです...」
佐々木師は馬でなく自分を責めていました
東京大賞典を勝ってドバイ参戦、という目標は断念せざるを得ませんでした
ドバイワールドカップは招待レースですから、実績断然のメイセイオペラが招待される可能性はありましたが、メイセイオペラが環境の変化に敏感であることから、環境が激変するドバイで力を出せるかどうかが不安視されたのです
「環境が違う上に我々はノウハウを持っていない。調整は極めて難しいものになるだろう。少しでも体調に不安がある状態でドバイに行くことはできない」
佐々木師の苦渋の決断でした
メイセイオペラは地元水沢で立て直しを図ることとなりました
※今回はここまでとさせていただきますm(__)m
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とうけいにせいさん
ハープ星さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^) -
ハープ星さんがいいね!と言っています。
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とうけいにせいさん
関東帝王さん>コメありがとうございます(^_^)
いつもと違う環境に置かれたことはたしかなんですが、メイセイオペラだっていつまでも強くはいられないんですよ(-.-)
たぶん、いつも通りでいったとしても勝つまではいかなかったでしょう(-_-) -
関東帝王さん
続きが凄く気になります!
メイセイオペラも馬房へ帰れば可愛いお馬さんだったんですね。
厩務員さんとかが付いてたらレース結果も変わったのかな?
続きを早めに宜しくお願いしますw -
とうけいにせいさん
デュースさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
馬は元々繊細な生き物、人間の都合で変われるものじゃありませんよ(^_^;) -
デュースさん
…(>_<)
環境の変化ですか(<_<)
メイセイオペラも寂しかったのかなぁ(ノ_<) -
とうけいにせいさん
msz-006さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^o^) -
とうけいにせいさん
ブン♪ブンさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
実はメイセイオペラも輸送が苦手な馬でしてね、環境の変化に対応しきれない部分があったんですよ(-_-) -
とうけいにせいさん
四毛ネコさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^) -
msz-006さんがいいね!と言っています。