2908件のひとこと日記があります。
2016/09/22 22:33
ウオッカの話(第19話)
こんばんは(*・∀・*)ノ
「ウオッカの話」の第19話を書かせていただきます
第138回天皇賞(秋)、双方譲らぬままゴール板の前を駆け抜けたウオッカとダイワスカーレット、勝負の行方は写真判定に持ち越されました
☆写真判定は長引いていました
長引いた理由は1枚目の写真では優劣が判別できずに角度を変えた写真が3枚用意され、2,3枚目の写真の現像に時間がかかったからでした
写真判定を待つ間ウオッカとダイワスカーレットは検量室の前でグルグル回らされていましたが、ダイワスカーレットの手綱を引く斉藤正敏厩務員はいつまでもグルグル回らされるダイワスカーレットがだんだん可哀想になり「もう勝敗なんかどうでもいい、早く出張馬房に戻って水を飲ませてやりたい」と思ったそうです
一方、ウオッカの手綱を引く中田陽之厩務員は「ダイワが勝ってますよ」と斉藤厩務員に声をかけていたものの、心の中では「もしかしたら...」という希望がわいてきたそうです
場内のターフビジョンでは何度もゴール前のシーンが流され、結果を待つ両陣営の胸中には「もう同着でもいい...」という気持ちも出てきていました
まるで無間地獄のように時が流れていき、ゴールから13分経ったころ、ターフビジョンの着順表示に「確定」の文字が表れました
一番上に表示された番号は...
「14」でした
ウオッカが差しきったのです
着差はわずか2センチ、しかもウオッカがダイワスカーレットの前にいたのは決勝線に入線した瞬間のみでした
競馬史に残る激闘の果てに天皇賞馬となったのは、ウオッカでした
武豊騎手は「写真判定を待つ間は生きた心地がしなかった」と振り返りながら
「これだけの馬を任されて正直プレッシャーはあった。勝つことができて本当に良かった」と偽らざる心境を吐露したあと
「ウオッカは歴史的名牝です。いや、牝馬という枠を越えた名馬です」
こう締めくくり、愛馬に最大級の賛辞を贈りました
一方、ほんの2センチの差で敗れた安藤勝己騎手は「最悪の乗り方をした」と語るのみでした
角居勝彦調教師はダイワスカーレットに勝てたことで安堵の表情を浮かべ
松田国英調教師は潔くウオッカに賛辞を贈りました
こうしてウオッカはダイワスカーレットとの対戦成績を2勝3敗としましたが、ダイワスカーレットが有馬記念を最後に引退、繁殖入りしたために両馬の対決はこれが最後となってしまいました
※今回はここまでとさせていただきますm(__)m
-
とうけいにせいさん
ハープ星さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^) -
ハープ星さんがいいね!と言っています。
-
とうけいにせいさん
デュースさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
あれを見られただけでもラッキーでした(^o^)
あんまり儲けなかったけど馬券も取れたし(*^^*ゞ -
とうけいにせいさん
ブン♪ブンさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
ハナ差の激闘といえばなんと言ってもフラワーパークvsエイシンワシントンですよ(^o^)
わずか1センチの差でしたからね -
とうけいにせいさん
関東帝王さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
まあ、名牝が2頭同じ時代にいて激闘を繰り広げたというのはないですね
私たちはいい時代に競馬を見ることができましたよ(^o^) -
とうけいにせいさん
四毛ネコさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^) -
とうけいにせいさん
msz-006さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
いいね!ありがとうございます(^_^) -
デュースさん
凄まじいレースでしたね。
名牝と呼ばれる2頭の結末でした(^-^) -
ブン♪ブンさん
わずかなハナ差が明暗を分けた例は、他にもありますね…(*´ー`*)
-
ブン♪ブンさんがいいね!と言っています。