メイセイオペラの話(第２４話)

こんばんは(*・∀・*)ノ

「メイセイオペラの話」の第２４話を書かせていただきます

連覇を狙ったフェブラリーSで4着に敗れたメイセイオペラは地元水沢で立て直しを図ることとなりましたが、落日の日はもうそこまで近付いていました

☆2000年5月21日、メイセイオペラは地元岩手の重賞、あすなろ賞(盛岡ダート1800m)に出走しました

次なる目標を帝王賞連覇に置いている陣営にとってここはあくまでも叩き台でしたが、結果は2着に「２馬身半の差しかつけられない」不満の残る勝利でした
つまり、かつてのメイセイオペラなら１０馬身以上の大差をつけて勝つことのできる相手に２馬身半差しかつけられなかったのです

不安は残るものの、陣営は予定通りに帝王賞(6月22日 大居ダート2000m)に出走することを決定し、メイセイオペラは史上初となる帝王賞連覇をめざすこととなりました

しかし....

1番人気に推されたメイセイオペラでしたが、オリオンザサンクスとマイターンが繰り広げる先頭争いに巻き込まれる形で先行し、直線入口では先頭に立ちましたがそのあとはズルズル下がるのみ、結果は１４着....
言い訳のきかない大惨敗でした

「直線では早々と手応えがなくなった。やはりいい時の状態より力は落ちていると言わざるを得ませんね...」

鞍上菅原勲は力なくこう語るのみでした

再び地元水沢で立て直しを図ることとなったメイセイオペラ、先ずは地元重賞であるみちのく大賞典(8月22日 盛岡ダート2000m)に出走、2着に９馬身差をつける圧勝で復活への足がかりを掴んだかに見えました

「これなら南部杯は期待できる」

陣営の士気も上がってきました

しかし....


これからという時にメイセイオペラの前脚は悲鳴をあげました

左前脚に浅屈腱炎を発症、陣営が協議した結果、メイセイオペラの引退、種牡馬入りが決まることになりました


※今回はここまでとさせていただきますm(__)m

なお「メイセイオペラの話」は次回完結とさせていただきます