ステイゴールドの話(第３話)

こんばんは(*・∀・*)ノ

「ステイゴールドの話」を書かせていただきます

圧倒的1番人気で臨んだ３戦目で左への斜行癖を露呈し、リタイアしてしまったステイゴールド、陣営には調教再審査のペナルティが課されてしまいました

☆第３話「初勝利」

なかなか真っ直ぐ走ろうとしないステイゴールドに池江泰郎調教師はハミの種類を変えるなどの対策を施し、立て直しを図っていました

失態を演じた３戦目から中３週置いた1997年3月22日、ステイゴールドは2度目の未勝利戦(阪神芝2000m)に臨みました

２番人気に推されたステイゴールドは道中６番手追走から直線で脚を伸ばしましたが、1000m通過タイム65秒2という超スローペースが仇となったのか、先行した１番人気パルスピードをクビ差だけ捉えられず、初勝利はおあずけとなりました

3度目の未勝利戦は4月19日、京都芝外回り2400mがその舞台です
１番人気に推されたステイゴールドでしたが、レースでは１０番人気タマモイナズマの鬼脚に屈し、1馬身半差の2着に敗れてしまいました

結局、ステイゴールドの初勝利は春の東京開催まで持ち越されることになりました
5月11日、東京芝2400mで行われた4度目の未勝利戦に臨んだステイゴールドは６番手追走から直線半ばで先頭に立ち、メンバー中最速の上がりタイムで追い上げたトップラダー(ステイゴールドと同じ白老ファーム生産で父サンデーサイレンス、母の父ディクタスという血統構成もステイゴールドと同じ)の追撃を３/４馬身だけ凌いで、待望の初勝利を挙げました

中３週空けて臨んだ「すいれん賞」(6月7日 中京芝2500m 500万下)を危なげなく勝利して２勝目を挙げたステイゴールド、陣営は菊花賞を最大目標として以後のローテーションを組むことになりました



※今回はここまでとさせていただきますm(__)m