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2021/10/10 21:11
高齢化について思うこと
こんばんはm(__)m
今日行われた京都大賞典で8歳馬マカヒキが実に5年半ぶりの勝利を挙げました
馬の8歳は人間でいえば50歳前後ぐらいでしょうか(*_*)
言ってみれば
50過ぎたオッサンが陸上の400m走で国体に出て勝っちゃったようなもんですよ、20代30代の若者たちを差し置いて(^_^;)
まあ、快挙であることには変わりないんですが....他の馬、特に4歳、5歳勢が不甲斐なかったという見方もできますよね
(3着は7歳馬のキセキだし...)
まあ、マカヒキやキセキに限らず、最近の競馬では高齢馬が馬齢を感じさせない若々しく力強い走りを披露することが多くなりましたね(*_*)
今は調教技術やケアの方法も随分と進んできましたから、7歳、8歳になっても高い競走能力を維持できている馬が増えたような気がします
高齢馬の活躍が増えてきた反面...
若くて活きのいい若馬、いわゆる「上がり馬」があまり出てこなくなったような気がしますね...
これには競走馬の生産頭数の減少の影響も多分にあるんでしょう
つまり
競走馬としてデビューする馬が減ったことで活きのいい若馬も減った
若馬が減れば必然的に世代交代のスピードは遅くなる
世代交代が進まなければ、必然的に高齢馬が最前線に居座り続けることになる
ということです(*_*)
輝かしい実績を挙げた馬たちが7歳、8歳になっても元気に走り続けている姿を見られるのは幸運なことですが、彼らを追い抜こうと意気上がる若馬がなかなか出てこなくなったことには危機感を覚えてしまいますね(-.-)
いずれはJRAも地方のように10歳以上の超高齢馬がが普通に重賞レースに出てくる時代が来るんでしょうかね....