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2012/10/13 21:47
トーホウエンペラー2
続きを書く。
なぜこの馬があまり印象に残らなかったのか?
いろいろ考えているうちに1つ気がついた。
名馬には必ずドラマチックなストーリーがある。
オグリキャップ然り、ディープインパクト然り、オルフェーヴルなんてストーリーの塊のような馬である。馬のエピソード、関わる人たちの人間模様などのストーリーが加わってこそ、ファンは名馬に魅入られていくのだろう。
メイセイオペラにもトウケイニセイにもストーリーはあった。でもトーホウエンペラーにはそれが全く無い!中央未勝利の馬が岩手で強くなってG1馬にまでなった。ただそれだけである。
強い馬だったのは言うまでもない。しかし彼を彩るストーリーが無かった。残念である。
彼を最後に岩手の馬は交流重賞を勝てなくなった。種牡馬入りした後の彼の消息は残念ながらわからない。彼は今どこで何を想っているだろうか?