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2012/10/21 20:14
黄金の旅路と深淵の衝撃(その1)
ゴールドシップが2冠を達成してステイゴールド産駒が2年連続で菊花賞を制した。
一方でディープインパクトの産駒の有力馬は軒並み故障で出走さえ叶わなかった。ディープブリランテがダービーを制したとはいえ、ディープ産駒の脚元の弱さ、調整の難しさが浮き彫りになってしまった。
裏を返せばステイゴールド産駒のタフネスや脚元の丈夫さが改めて証明されたということである。
車に例えるならディープ産駒はチューンナップされたレーシングカー、ステイゴールド産駒は4輪駆動のラリーカー、というところだろうか。
レーシングカー(ディープ産駒)には高性能のエンジン(心肺機能)が積まれているがシャーシ(馬体)とサスペンション(脚元)に問題がある。
ラリーカー(ステイ産駒)のエンジンは最大トルク(瞬発力)では少し劣るがシャーシとサスペンションは丈夫で安定している。悪路に強い。
別にどちらが優れている、という訳ではない。
ディープインパクトとステイゴールドの産駒の特徴を車に例えて書いただけである。
しかし、一流の繁殖牝馬を独占しているディープインパクトの産駒がこうした問題を抱えているとなると、これは少々困ったことになるな....
この件は簡単に結論を出すわけにはいかないので折を見て続きを書いていくことにする。
今日はここまで、悪しからず(-_-;)