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2012/10/29 23:00
天皇賞(秋)
今年の秋天は7年振りの天覧競馬で大層盛り上がったが、肝心のレース自体は色々な所で疑問を感じずにはいられない不細工なレースだったと私は思っている。
なぜ内があんなにポッカリと空いたのか?
今週から府中はBコースに変わって極端な内有利の馬場状態だったのに、出遅れて外を回らざるを得なかったルーラーシップを含めた中団以下にいた有力馬すべてが直線で外側に進路を取った。
それを見たM・デムーロ騎乗のエイシンフラッシュががら空きの内側を突っ込んで差し切り勝ちを決めたのだ。
まるでエイシンフラッシュのために内を開けたかのように。
2着に敗れたフェノーメノの蛯名騎手は「1番人気だから内は突けない」というコメントを残していたが、このコメントには納得がいかない。
なぜ1番人気が内を突いてはいけないのか?
確かに競馬界には「G1の1番人気になった馬が内を突いて勝っても評価されない」という不文律のようなものがある。
しかし競馬は勝ち負けが全てである。
馬券を買う人がいる限り馬と騎手は1着を目指して闘わなければならない。
ルールとスポーツマンシップに反しない限り、あらゆる手段を講じて闘うべきだと私は思う。
古いしきたりに縛られている限り、日本の競馬は前には進まない。皆がその事に気付く日が1日でも早く訪れて欲しいと願う今日この頃である。
ちなみに馬券は馬連で当てた(^-^)