ああ、間違いない 武豊だ(その2)

続きを書く。

武豊が今回のコラボCMで必要不可欠な理由をもう1つ述べる。

彼のことを「競馬界を代表する人物」と書いた訳は「競馬を単なるギャンブルではなく、スポーツとしても認知させた」からである。

彼はデビュー当時から「競馬をスポーツとして認めさせたい」と語り、リーディングを何度も獲得するほどの活躍をするのと同時に、あらゆるメディアに対して「競馬はスポーツであり、騎手はアスリートである」ことをアピールし続けてきた。バブル全盛期に発生した第２次競馬ブームの影響もあったが、彼の活躍を取り上げてきたメディアは徐々にではあるが「競馬はスポーツである」ことにも言及するようになった。

現在はかなりの人たちが競馬をスポーツとしても見てくれるようになったが、それはすべて武豊１人の功績であると言っても言い過ぎではないだろう。彼のおかげで騎手は「馬乗り」から「アスリート」になれたのである。

このことが競馬のイメージアップにどれほど貢献してきたことか...競馬関係者は彼に足を向けて寝てはいけないくらい感謝しなくてはならない。

まさしく彼は「ミスター競馬」なのである。

次回予告 「もう少し書く」