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2012/11/15 21:33
旅馬トウホクビジン(その3)
続きを書く。今日も長いぞ!
ここまで書いた上で断っておくが、私は単なる馬主批判を書くつもりはない。
馬をたくさんレースに出して利益をあげている法人や個人の馬主は地方競馬にはザラにいる。
この会社のオーナーは「他地区で通用しなかった馬でも環境を変えることで走るようになれる」とコメントしたことがあるそうだが、私もその意見には賛成である。
地方競馬の馬はレースで勝てなければ即廃用である。乗馬や研究馬として残れるのはごく僅か、たいていは屠殺、一部は食肉加工されて我々の食卓に並ぶのである。牝馬なら繁殖の道もあるが、血統の地味な馬などは同じ末路を辿る。
他地区で通用しなかった馬を環境を変えることで競争馬として再生させようというコンセプトは大変結構なことではあるが、この馬主はあくまでもビジネスとして(て言うか金儲けのために)馬を走らせている曲者である。
次回で曲者たる所以を書く。