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2012/11/18 19:40
マイルCS回顧(その2)
続きを書く。
当サイトのデータベースで調べたら、サダムパテックは最初スミヨンが乗り、クラシックでは岩田がずっと乗っていたが、京王杯SC、安田記念はウィリアムズが乗っている。
つまり2歳時はスミヨン、3歳時は岩田が乗っていることになる。
あくまでも私の考えだが、クラシックを意識するほどの素質馬はなるべく騎手の乗り代わりは避けるべきだと思うのだ。
競争馬がデビューしてからクラシックに臨むまでにやらなければならないことは「競馬を覚える」ことであろう。
走り方を覚えるのは調教でもできるが、競馬のやり方はレースでしか覚えられない。
2歳戦で騎手がレースに臨むうえで意識するのはこのことである。
しかしスミヨンがサダムパテックに競馬を教え込んだとは残念ながら言い難い。
スミヨンは勝つための騎乗はしたが、育てる騎乗はしていなかった。
岩田に乗り代わった時にはサダムパテックはまだ競馬を覚えていなかった。
(推測でしかないが)岩田騎手はサダムパテックに競馬を覚え込ませるのにそうとう苦労したのではないだろうか?
クラシックで結果を出せなかったのは、このことも原因の1つではなかったか?と私は思う。
(血統、レース展開など理由はたくさんあるだろうが、春のクラシックは能力差があればそこそこのハンデはカバーできる)
次回に続く。悪しからず(-_-)