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2012/12/23 20:47
四位騎手騎乗停止について(その2)
続きを書く。
先に挙げた仮説を検証してみる。
レース後にブリュネットの脚元に異常があったという報道はない。よって、1が原因とは考えにくい。
2については勝ち馬に突き放され、差しきるのは難しい状況ではあったが、新馬戦は勝たなければ意味のないレースである。勝つのが無理なら馬に負担をかけずに2着を確保する、というのも1つの戦略ではある。可能性がないとは言えない。
個人的には3が一番可能性が高いと思う。「2着は確保したな」と思って気を抜いてしまった、と考えるのが自然ではないか?まさに「油断」である。
4については可能性は低いだろう。「無理するな」というくらいなら最初から出走しないのが筋である。オーナーサイドからの強い要望でもあれば話は別だが。
私個人としては本当に「油断」した結果、ああいうことになってしまったと考えたい。
今回の件で一番問題なのは、馬券の対象になったということである。
あの騎乗のせいで馬券を外してしまった人は大勢いるはずだ。「八百長だ!」と激怒した人も多いだろう。
今回の四位騎手の騎乗は「油断」ではあるが「八百長」と思われても仕方ないくらいヒドイものであった。四位騎手には猛省を求めるのは当然のことだが、今回の件で競馬界にどれほどの迷惑がかかったか、ということをよく考えてもらいたい。
騎手とはファンに夢を見せる商売、夢をぶち壊す商売ではない。