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2013/02/17 20:06
逃げ馬の話7( ローエングリン)
フェブラリーS&小倉大賞典は又もや惨敗...まあ、こんな時もあるさ(最近はこんな時ばかりだが)。
気を取り直して逃げ馬の話第7弾を書く。
今回は来週行われる中山記念で2度勝利しているローエングリンである。
「名馬になり損なった名馬」ローエングリンはこんな馬である。
3歳時は8分の7の抽選に漏れてダービー出走は叶わなかった。(出走できていたら上位に入っていた可能性は高かった。タニノギムレットには敵わなくても、2着は取れていたかも)
ローエングリンはダービーの代わりに宝塚記念に出走して3着に粘っている。これは3歳馬の成績としては、歴代最高である。
(ただし、この年は史上まれに見る低レベルなメンバーだった。健闘というより、勝てるレースを落としたとも言える)
不運というか、可哀想だったのは2003年の天皇賞(秋)である。
前走のムーラン・ド・ロンシャン賞で2着に好走したローエングリンは2番人気、初G1制覇のチャンスは十分にあった。
しかし、鞍上が全部台無しにした(-_-;)
ローエングリンはスタート直後からゴーステディと激しい先頭争いを繰り広げ、1000m通過が56秒9という超ハイペースで「暴走」した結果、直線半ばで失速して13着に惨敗した。
この時のローエングリンの鞍上は後藤浩輝、ゴーステディの吉田豊とは犬猿の仲である。
ローエングリンは番手でも競馬が出来るのに、後藤と吉田のつまらない意地の張り合いに巻き込まれて、暴走させられたのである。
(レース後、後藤は「まるでローエングリンを潰しに行くような競りかけ方だった」と暗に吉田の騎乗を非難したが、自らの騎乗も多方面から批判された。至極あたりまえである)
ローエングリンの全盛期は、こういう巡り合わせの悪さに泣かされた時期でもあった。
1つでもG1を勝っていれば、サイレンススズカと同じくらいの評価をされていたはずなのに...
G1を勝つには、実力があるだけではダメなのであろう(>_<)
G1未勝利で種牡馬入りしたローエングリンではあったが、ファーストクロップからG1馬(ロゴタイプ)が誕生する等、種牡馬としては好スタートを切っている。
日本では珍しいサドラーズウェルズ系で、サンデーサイレンスの血が入っていないローエングリンの種牡馬としての活躍を期待したいものである。
これにて今日の日記はおしまい(^-^)それでは皆さんまた明日。 Youth!
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ばいありーたあくさん
のど輪だ田上!さん>こんにちは(^-^)コメありがとうございます。
私も後藤ですね。良くも悪くも(笑)
師匠である伊藤雄師の管理馬でよくもまあ、あんなガキのケンカみたいなことをやったもんだなと呆れましたよ、天皇賞のときには(*_*) -
のど輪だ田上!さん
去年の朝日Fでローエン産駒が活躍した夜に友達と居酒屋でローエングリンの話になりました。
自分は一番印象に残ってるローエンの騎手は後藤ですが、人によって勝春だ、横山だとまちまちで。
みんな獲った時しか覚えてないだろって感じだけど、誰もが一度はお世話になってる馬ですね(^^)
産駒の活躍が楽しみです。 -
狭い世界さんがいいね!と言っています。
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しげどんさんがいいね!と言っています。
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やまさとさんがいいね!と言っています。
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ばいありーたあくさん
ぼう0508さん>こんばんは(^-^)コメありがとうございます。
G1を勝てそうで勝てない...ローエングリンはそういう馬だったからこそ、たくさんの人が応援していたのでしょう。
普通、これだけの良血馬は多少は嫌われるものですが、ローエングリンを嫌う人はほとんどいなかったと思います。
ただ、ヨーロッパで走っていたらG1を2つか3つは勝っていたんじゃないかな、とも思います。
この馬の巡り合わせの悪さは、日本に来てから始まったのかもしれません(-_-;) -
ぼう0508さん
ローエングリン、大好きでした。
ダービーで泣き、宝塚で悔しい思いをし、中山記念で嬉し涙を流しました。
G1を取れる器だったのに巡り合わせが悪かった…。
ただそんな所がファンの心をとらえて放さないというか、ローエンには申し訳ないないけれども。 -
ばいありーたあくさん
とろ。さん>こんばんは(^-^)コメありがとうございます。
天皇賞でもしまともに走れてたら、勝ち負けに持っていけたでしょうね。
シンクリは2000は守備範囲ですが少し忙しい上に、左回りはあまり上手くなかったですから、勝つチャンスは十分にあったでしょう。
だから余計に残念で( ´△`) -
ばいありーたあくさん
ロシアンブルーさん>こんばんは(^-^)コメありがとうございます。
ローエングリンは美浦のエース的存在でしたから、関東の有力騎手はたいていのっていましたね。乗ってないのは蝦名くらいなものでしょう。
スタートが抜群に上手かったですね。
2007年の中山記念なんか、スタートの時点で他馬を1完歩くらい離してましたからね。あの時はスタートの時点で勝ちが9割方決まったレースでした。
スピードの絶対値では抜けていたわけではないですが、スタートの上手さがそれを補って余りあるものでした。 -
ばいありーたあくさん
情人節さん>こんばんは(^-^)コメありがとうございます。
お待ちかねのローエングリンです(笑)
私も好きな馬の1頭でした。
だからG1を勝てなかったのが残念で( ´△`)