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2013/02/19 19:46
名勝負の話( 第138回天皇賞・その1)
名勝負の話を書く。
2008年11月2日に行われた第138回天皇賞、
「ウオッカvsダイワスカーレット」の競馬史上に残る激闘のことである。
始めに当日のオッズから紹介する。
1番人気 ウオッカ 武豊 2.7
2番人気 ダイワスカーレット 安藤勝己 3.6
3番人気 ディープスカイ 四位洋文 4.1
4番人気 ドリームジャーニー 池添謙一 14.6
5番人気 タスカータソルテ C・ルメール 20.6
1番人気ウオッカは秋初戦の毎日王冠をカンパニーの2着と、まずまずの結果を残してレースに臨んだのに対して、ダイワスカーレットは大阪杯以来7カ月振り、しかも脚部不安で5カ月の休養を挟んでのレースである。
ウオッカの調子は最高に近い、と武豊が太鼓判を押したのに対して、ダイワスカーレットはこのレースに合わせての急ごしらえ、という感が否めなかった。
レースはダイワスカーレットがすんなりと先頭に立ったが、第3コーナーの入りでトーセンキャプテンが先頭に並びかけ、ダイワ先頭、トーセン2番手、後続はやや縦長(ウオッカは5〜6番手)の状態で第4コーナーを過ぎて直線に入った。
1000m通過タイムは58秒7、ややハイペースである。
直線での攻防は次回で書く。悪しからず(*_*)