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2013/03/02 21:20
プロレスの話20( 全日が死んだ日)
先月25日、全日本プロレスが企業再生支援会社「スピードパートナーズ」に身売りしたことが判明した。
全日は人件費の高騰などで多額の負債を抱えており、今後はスピードパートナーズ(以下SP社)の傘下に入り、再建を目指すこととなった。
全日を買収したSP社の白石社長は「1年で新日に追いつく」とか、「4大ドーム興業を行う」などと威勢のいいコメントを連発しているが、「金は出すが口も出す」とも言っている。
現に「総合格闘技に進出する」「鎖国政策をとり、他団体に選手は貸し出さない」といった、よくよく考えると矛盾したことも言っている。
(鎖国政策を取る団体が総合に進出するのはおかしいのではないか?)
現場は早くも困惑してきている。
白石社長は企業再生のプロかもしれないが、はっきり言ってプロレス団体の経営は素人である。
素人に口を出されたら、現場は反発するに決まっている。
敢えて言うが、SP社に買収された時点で全日は再生ではなく空中分解する可能性が高まった(-_-;)
今回の全日買収の件は、ブシロードが新日を買収したケースとは全く違うものだ。
ブシロードはあくまでも「コンテンツの拡充」という目的で新日を買収し、サポートしているが、SP社の場合はあくまでも「投資」が目的である。
一般論として、投資を行う目的は、「資本投下を行って収支を改善し、資金を回収できたら転売等で利益をあげる」ことである。
SP社は投資を回収するために、ありとあらゆることをするだろう。
選手のリストラや経営規模の縮小、といったことも必要とあらば実行するだろう。
全日はジャイアント馬場さんが作った団体とは別のものになってしまった。全日本プロレスは、2013年2月25日に死んでしまったのだ(>_<)
時代の流れとはいえ、寂しいものである。
全日の行く末がとても心配だ(-_-;)
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ロシアンブルーさん>こんばんは(^-^)コメありがとうございます。
はっきり言ってSP社は経営破綻した企業を安く買い取って、外資系などに転売することで利益を上げてきた会社です。
全日本プロレスは知名度が今まで手掛けてきた企業よりも断然上ですから、SP社としては、オイシイ会社を手に入れたな、と思っているかも...
SP社の社長は熱狂的なプロレスファンだと自称してますが、これも眉唾物だし...
(何か、聞きかじりの知識を基に方針を決めているような気が...)
これからどうなるのか、不安です(-_-;) -
ロシアンブルーさん
ちょっと前の小島の新日移籍。太陽ケアの留学?
武藤一人では厳しいなと思っていたところに
今回の株主の変更。
日テレが株を売却したのも少なからず影響が出るような…
プロレスは団体が違えど、横のつながりもあります。
正直、外資系の株主でどうなりますかね。
新日・全日・ノアがひとつでも落ち込むと他にも影響するので心配です。