2908件のひとこと日記があります。
2013/03/08 21:44
追い込み馬の話8( ナイスネイチャ)
追い込み馬の話第8弾、今回は「ブロンズコレクター」ナイスネイチャである。
有馬記念5年連続出走、3年連続3着の偉業(?)を成し遂げたナイスネイチャは、最もファンに愛された馬といってもいいだろう。
能力は高かった、でもなぜか勝てなかった。
大体は残り1Fから追い込んで届かない、というレースが大部分であった。「手前を変えるのが下手で、コーナーワークも上手くなかった」と主戦騎手だった松永昌博は振り返っている。
不器用な馬だったのだ。
それでも黙々と走り続ける彼の姿は、多くのファンの心を掴んだ。
この馬もステイゴールドと同様に「いつかきっと」と思わせてくれる馬だったのだ。
彼が久々に勝った高松宮杯では、当時の中京競馬場では異例の6万人以上集まったスタンドからの惜しみ無い拍手がなりやまなかったし、引退が決まったあと、ファンのために一時開放された馬房には引退を惜しむファンが大挙して訪れ、数えきれないほどのファンからのプレゼントやねぎらいのメッセージカードが馬房を埋め尽くした。
「いつかきっと」の夢は叶わなかった。
でも彼は「いつまでも記憶に残る」馬になった。
みんなナイスネイチャが大好きだった。
それだけでも、G1を10勝したのと同じくらいの価値があると思う。
24歳になったナイスネイチャは、まだまだ健在である。
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ばいありーたあくさん
くーこさん>こんばんは(^-^)コメありがとうございます。
ご指摘の通り、ワイド馬券が発売された時に、イメージキャラクターとしてCM等に出ていたのがこの馬でした。
競争馬自身がJRAのCMキャラクターを務めるのは異例のことでしたから、いかにこの馬がファンに愛されていたか、ということが良く分かる起用だったと思います(^-^) -
ばいありーたあくさん
やまさとさん>こんばんは(^-^)コメありがとうございます。
確かに軸では買いづらい馬でしたね(笑)
この馬の場合、馬券云々のことは置いといて、とにかく一生懸命に走る姿を見たくて競馬場に足を運ぶ人が多かったですね。
私的には、ヒモ選びでは外せない一頭でした。
馬券を獲った記憶はありませんが(笑) -
くーこさん
ワイド馬券のCMした馬さんですか?
「ワイド」っていう紙くわえた写真みたことあるんですが… -
くーこさんがいいね!と言っています。
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やまさとさん
やまさとです♪
勝ち切れないが人気の馬でしたね(^^)
三回目の3着の時は(当時ワイドや三連系馬券無かったので)複勝買おうと決めていたのに結局買わずハズレましたがいい思い出です(>_ -
ばいありーたあくさん
ぼう0508さん>こんばんは(^-^)コメありがとうございます。
頑張ってるんだけど何か1つ足りない、そう思わせる馬でしたが、一生懸命に走る姿が心にいつまでも残る馬でした。
彼の競争馬としての生きざまは、そのまま私たちの生き方にも当てはまると思います。
「頑張っていればいつかは報われる」ということを体現してくれた馬でした(^-^) -
ぼう0508さん
高松宮杯、嬉しかったですねぇ。懐かしい。
マックが久々に出走した産経大阪杯で「今日しか勝つチャンスはない」みたいに言われながらやはり…。
ブロンズコレクターなんて有り難くない称号だろうけれど、脇役でありながら主役と同じ位、むしろそれ以上に愛された馬でしたよね。
余談ですが随分前に牧場で逢った時にお腹がポッコリしていて、ツアーの参加者のおばちゃんが「お腹は誰の子ですか」って聞いてたなんてことがありました(笑) -
しぃ。さんがいいね!と言っています。