競輪
2908件のひとこと日記があります。
2013/03/12 22:27
暴力と愛のムチ
最近、体罰が問題化している。
大阪で起きた高校のバスケット部顧問の体罰が原因とみられる部員の自殺や、ロンドン五輪女子柔道代表監督の体罰やパワハラの問題等、「指導」の名のもとに半ば公然と行われる暴力行為を厳しく断罪し、再発防止対策をとる動きが、各スポーツ団体を中心に活発化している。
私たちがテレビ等で良く見る「暴力行為」に、アントニオ猪木が行う「闘魂注入」がある。
大半は「お願いします！」と歯を食いしばり、ビンタを喰らったあと「ありがとうございました！」とお礼を言う物好きに対しての行為だが、たまに女性タレントが演出上やむを得ず闘魂を注入される時がある。
仕方なくビンタを喰らった女性タレントは、たいていが「親にも叩かれたことないのに！」と金切り声をあげて怒るか、ショックで泣き出すのである。
一応同意の上での闘魂注入であるが、猪木氏が女性タレントにした行為は明らかに「暴力」である。
「暴力じゃなくて愛のムチだろう！」という人もいるかもしれない。しかし、猪木氏の闘魂注入はパフォーマンス的な要素が強い。行き過ぎれば立派な暴力である。(無論、猪木氏も相手がケガをしないように加減しているが)
では「愛のムチ」とはどういうものか？
私が文章で表すのでは説得力に欠ける。ていうか不可能だ。私にそんな文才は無い(-_-;)
私の拙い文章よりも1万倍分かりやすいものがある。今すぐレンタルDVDショップへ行って、「スクール・ウォーズ」のDVDを借りて頂きたい。
見てほしいのは滝沢賢治(山下真司)率いる川浜高校ラグビー部が宿敵相模一高に0対109で惨敗した直後の控室のシーンである。
滝沢の叱責で己の心の弱さを悟ったラグビー部員たちは、自らの不甲斐なさに涙する。
そんな部員たちに滝沢はさらに言葉をぶつける。
「俺は今からお前たちを殴る！」
滝沢は泣きながら言葉を続ける。
「殴られた痛みなど3日で消える、お前ら、この悔しさを絶対に忘れるな！」
滝沢は部員たち全員を殴った。号泣しながら。
なぜ滝沢は泣いていたのか？
滝沢は自らの心を傷付けながら部員たちを殴ったのである。部員たちの顔を拳で傷つけると同時に、自らも深く傷ついたのである。
滝沢は心が痛くて泣いていたのだ。
これが「愛のムチ」である。
愛のムチを振るう者は、自らも深く傷つくのである。
自らは傷つかず、相手を傷つけるだけの行為を「暴力」というのだ。
バスケ部員を自殺に追いやった顧問教師や、柔道女子代表のメンバーたちを言葉や暴力で追いつめた代表監督は、自らも傷つきながら選手たちを傷つけたのだろうか？
私はそうは思わない。
- タレント
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ばいありーたあくさん
カープインパクトさん＞はじめまして(^-^)こんばんは。コメありがとうございます。
体罰は必要悪かもしれません。但し、使うのには条件がいります。
他に手段がない時です。しかも、体罰を加えたほうは、それによって自らが不利な立場に追い込まれることになっても構わない、という覚悟を決めなければなりません。
横浜高校の渡辺監督は、「悪さをした部員が一番堪える罰は、殴ることではなく野球をさせないこと」と言ってます。
むやみに体罰を加えるのではなく、ありとあらゆる手段を使って指導を行って、どうしてもダメなら鉄拳制裁も辞さず、という姿勢で向かい合うのがベストな方法かな、と私は考えています。2013/03/14 00:59
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カープインパクトさん
こんばんは
初めましてです。
僕はプレーのパフォーマンスに対する体罰は反対ですね。
悪いプレーした選手に鉄拳入れたらその選手が萎縮するだけだと思います。
でも、体罰自体には反対ではありません、むしろ賛成です。
人としての道を踏み外しそうな生徒に対して、それを防ぐパンチは必要だと思います。殴られなきゃ分からない奴はいるんです。
桜ノ宮高校の件以降、何もかも一緒くたに、体罰＝悪だと言うマスコミの風潮にムカついてます！2013/03/13 22:19
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ばいありーたあくさん
ぼう0508さん＞こんばんは(^-^)コメありがとうございます。
「暴力」と「愛のムチ」を見分けるのは、はっきり言ってかなり難しいことでしょう。
殴られた方がどう捉えるか、周りがどう見るかで180度変わってしまうことですから。
たぶん、この問題は永遠に解けない謎なのでしょう。人を教え諭すことは、実は極めて困難なことなのだと痛感します(-_-;)2013/03/13 21:45
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ばいありーたあくさん
ロシアンブルーさん＞こんばんは(^.^)コメありがとうございます。
この問題が多方面で議論されるのは良いことだと思います。
しかし、付和雷同的な日本人の特徴が顕著に出て、過剰な取り締まりが横行するのだけは防がなくてはいけないと思います。
何でもかんでも「暴力はいかん」で片付けるのは少々危険でしょう。ひた隠しにするのもなかった事にするのも日本人の得意技ですから......(-_-;)2013/03/13 21:37
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ぼう0508さん
こんばんは。
これは指導する側とされる側にどの程度の信頼関係があったかで、かなり違ってきますよね。
この手の話題になると私もスクールウォーズを思い浮かべます。
感情じゃなく愛情なら許されるのか、何があっても許されないのか、答えは中々出ない問題ですね。2013/03/13 18:58
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ロシアンブルーさん
う〜ん。難しい問題ですね。いろいろ考えましたが、
どのようにコメントしたらいいのかわかりません。
ただ少し外れるかもしれませんが、
このようことが表に出てきて問題提起され、議論されることは
重要だと思います。
学校などのある意味閉ざされた中で表ざたにする方の心境も、
勇気が要り大変なものであるとは思いますが。2013/03/13 17:46
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ばいありーたあくさん
エイシンソヨギーさん＞こんにちは(^-^)コメありがとうございます。
暴力というものは、たいてい理性で抑えられるものですが、最近は若い人たちだけでなく中高年(私を含めて)の人たちも、感情を押さえきれずに暴力に及んでしまうことが多々ありますね。
昔は「堪える」ことが美徳とされていましたから、みんな我慢することができたのでしょうが、今は「やった者勝ち」の世の中ですから、堪えることは損なだけだというふうになってきている、と思います。
世知辛い世の中になったものです(>_2013/03/13 16:55
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こんにちは。
かなり深く考えさせられるお題ですね。
暴力と愛のムチの違い…愛のムチは仰る通りと思います。
暴力は…いろんなのがありますね。言葉によるもの、態度によるもの等。
攻撃欲という、あまり語られない人間の本能としてある欲望らしいですがそれを自ら意識が出来るかどうかで大分違うらしいです、何かの本の受け売りですが。
でも抑えられない事も確かにある、感情的になるのは仕方ないですが程度や節度はある程度コントロールしなければ…ですかね〜。2013/03/13 12:29
