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2013/03/14 19:03
プロレスの話21(闘いの語り部たち・前編)
プロレスの話第21弾、今回は選手ではなく実況アナウンサーのことを書く。
まずは80年代の新日の中継には欠かせなかった「元祖マシンガントーク」古舘伊知郎から書く。
「今宵も闘いのワンダーランドが...」の前ふりで始まった古舘氏の実況は、なんと言っても「キャッチコピー」に尽きる。
1人民族大移動 (アンドレ・ザ・ジャイアント)
わがままな膝小僧 (高田延彦)
手のひらが別個の生命体、手のひらエイリアン(デヴィッド・フォン・エリック)
顔面達磨大師、顔面リアス式海岸 (藤原喜明)
藤原組長のははっきり言って悪口である。組長はこういうおチャラけた物言いを非常に嫌う。古舘氏は組長にシバかれなかったのだろうか?
ちなみに、腕ひしぎ十字固めを「腕ひしぎ逆十字」と表現したのは古舘氏が最初である。
実はこの表現は誤りである。何が逆なのかが不明だからだ。
だが、現在は「腕ひしぎ逆十字」というのが普通である。誰も間違いに気づかないまま定着してしまった珍しいケースである。
お次は「起き上がりチョボシコップ」「ジャストミート!」「プ、プ、プ、プロレスニュゥ〜ス」で人気が爆発した、福澤朗である。
実は福澤氏は元々俳優志望で、かつては、渡辺謙も在籍していた「演劇集団 円」に所属していたそうだ。
福澤氏の実況がいささか芝居がかっていたのはそのせいだろうか?
ちなみに福澤氏は「バックドロップ」とは言わない。
「があーーーーーん石落とし!」である(笑)
あと2人書きたい人がいる。後編に続く(^-^)
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ばいありーたあくさん
のど輪だ田上!さん>こんばんは(^-^)コメありがとうございます。
そういえば私もテレビで見た記憶があります。
「考える」ことと「喋る」ことをほぼ同時にすることができる人なのだとか(*_*)
おまけに古舘氏は事前にキャッチコピーを幾つも用意してから実況に臨んだそうです。
古舘氏は「顔面○○」というフレーズを好んで使っていましたが、F1の中継をしていた頃、ミハエル・シューマッハを「顔面三浦半島」と言ってました(笑)
これには参りましたね(爆笑) -
のど輪だ田上!さん
そうです。
自分の時代はプロレス実況=古舘でした(^^)
小学生の時に初めてプロレスを見に行ったときに、ん?あまり盛り上がらないなぁと感じたのは古舘の実況がなかったからかもしれません。
プロレスごっこをしていた時も古舘風の実況をしながら技をかけてましたよ。
古舘はしゃべりながら脳が活動する場所が、普通の人とは違う場所であるとTVで解明されてましたよ。 -
のど輪だ田上!さんがいいね!と言っています。
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ばいありーたあくさん
ロシアンブルーさん>こんばんは(^-^)コメありがとうございます。
覚えてますよお〜(笑)
藤原組長は岩手が生んだ最強レスラー、「顔面リアス式海岸」は岩手県沿岸がリアス式海岸だからです。古舘氏はこういうご当地ネタは欠かさず入れてましたからね。
ただ、リアス式海岸は言い過ぎだろうとテレビの前でイラッとしましたよ(笑) -
ロシアンブルーさん
こんばんわ。
滑舌が良くてアドリブが効く。
どちらかならいますが(フジの三宅氏)どちらも装備されている方
は殆どいないような…
某局の女子アナはどちらもないようで…
古館さんの実況はすごかったですね。
ばいありーたあくさんもよく覚えておられますね。
リアス式海岸は大爆笑です。
今なら『出た!スッポンパワー!』とか言うのかな?
ありがとうございました。